2017年6月29日木曜日

とりあえず6月は2日に1回投稿してみた話

左はヘンリー・キャロル著「偉大な風景カメラマンが教える写真の撮り方」
右はオースティン・クレオン著「クリエイティブの授業」

わりかし暇だった6月。月半ば、2日に1回は投稿していることに気づき、せっかくなので6月はこれを続けてみようということでやってきました。しかしツーリングに行かなければそうそうネタがあるもんじゃなし。困った挙句、最近読んで面白かった2冊の本のこと。

僕は、書評できるほどカメラの経験も知識も持ち合わせていないし、デザイナーでもありません。ですから、的はずれな書評になってもいけないのですが、印象としては、「偉大な風景カメラマンが教える写真の撮り方」は、技術もさることながら、ファインダーを覗く目をいかに養うかという感じかな?「クリエイティブの授業」は、オリジナリティとは何かという根本への問いかけのような気がします。とても印象に残ったフレーズを引用して、僕の今後の指針としたいと思います。


「偉大な風景カメラマンが教える写真の撮り方」より


どれだけ遠くまで旅をしようと、新しい環境がどれだけなじみのないところであろうと、あなたが決して忘れてはいけないものがある。それはあなた自身。


クリエイティブの授業」より


結局のところ、創造力というのは、何を創るかだけじゃない。何を捨てるかでもあるのだ。
賢く選ぼう。そして楽しもう。

その道のスペシャリストは、やっぱすげ〜わ。7月からは、のんびり更新に逆戻りしま〜す。

2017年6月27日火曜日

クールテクの足が自由に曲がる三脚を買ってみた

コンデジ用のゴリラポッドはあるけれど、ツーリングの時に持って行くOM-D E-M5 Mark2の重さには耐えられません。そこでゴリラポッドよりもお安いクールテクの足が自由に曲がる三脚をAmazonで買ってみました。

長さは28cmなので僕のサイドバッグに収納可能

商品の袋にはCoolwayと書いてありますが、Amazonではクールテクと表記してあったりで、よく分かりません。Made in China。ちなみに取り扱い説明書は無しです。

ボール雲台はプラスチック製。一抹の不安が…

ボール雲台の角度を固定するネジは中にスチール製のボルトが通っているので、うっかり強目に締めても少しは耐えられるかもしれません。ボール雲台の上にあるもう一つのネジは、クイックシューが誤って脱落しないよう固定するために使用するようです。

耐荷重は3Kgと表記されています。僕のOM-D E-M5 Mark2は本体のみで417gなので余裕です。でもこの雲台を見たら3kgはちょっと心配…。

プラスチックの摩耗により足と雲台部分がどのようにゆるゆるになるかは、使用しながら確認したいと思います。

水準器がついているのはありがたい

カメラにも水準器機能がついていますが、三脚をおおまかに設置するときにはあると便利だと思います。カメラネジは一般的な「U1/4インチ」とのこと。

クイックシューはコイン式です

角度によっては2つのネジが干渉し、固定不可能

よって、この商品とカメラの間にもう一つ自由雲台があれば良いかもしれません。

肝心の握力ですが…。

あ、いけるね〜

緑と黒のシマシマ部分の材質は、Amazonによると「樹脂製(ゴム)」と紹介されています。面で掴む感じなので、実際、滑りにくそうです。足の可動域は結構広く、僕の指にしっかり巻きつけることもできます。それだけに、足の中を通っている金属がどの程度まで使用に耐えられるか、金属疲労ですぐにポキっと折れたりしないか、ちょっと気になります。

これでツーリング先での写真の幅が広がるかな?

2017年6月25日日曜日

POSH ナンバープレートホルダーをつけてみた

先日、用事で岡山に行き、ついでと言ってはなんですが初めて2りんかんに行きました。四国には店舗がないのでどんな感じだろ?と思って行ったら品揃えの多いことにびっくり。で、2点購入したうち、今回はナンバープレートホルダーを取り付けてみます。

取り付けは簡単です

バイクカバーの取り外しの際にナンバープレートによくひっかけてしまうので、いつかひん曲がげてしまう危険を感じています。実際、薄く曲げたことはありますけど。だいたいがそそっかしいので。

数百円違いで安いものも売っていましたが、POSHはアルミ製で軽いことから、フェンダーへの負担が少ないらしい。

注意書きに、「ナンバープレートは、地域により形状が異なります。取り付けの際には、多少の加工が必要となります」とあります。原付のご当地ナンバーにはいろんな形状がありますが、二輪ってそんなに違ったりするもんだろうか?

はい、愛媛ナンバーにぴったり、純正のテールランプステーに問題なく取り付けられます

ドライバーでネジを回そうとしたらめちゃくちゃ固くて、うっかり舐める。六角のソケットで回せばよかったと途中で気がつくあたりがそそっかしい。ネジ、取り替えよっと。

取り付けてから言うのも何ですが、いまひとつパッとしないのは、ナンバープレートが緑でフチ取りされているからだろうか?う〜ん、フチが黒ならなぁ。塗ったらいかんのだろうか?いかんよねぇ。

ビビリ音が出ないか、ツーリングの時に確認してみます。

2017年6月23日金曜日

出張ついでに初めて2りんかんに行ったという話

出張は移動時間が長いのであまり得意ではありません。

しまなみ海道・瀬戸田PAですでにお疲れモード

できることならこっちに停めたかった

山陽自動車道・道口PAに着いたら桃太郎が産声をあげたところだった

高速を出て、スマホのナビをはじめてちゃんと使用。その精度におののく

2りんかんは四国にはなく、初めて行った

「せっかく来たんだから…」という理由で買う

JR岡山駅に着いたら驚異的なスピードで成長した桃太郎が
犬、猿、雉、鳩と新幹線で鬼退治に向かうところに出くわした
だが、鳩は気が向かないらしく、そっぽを向いている

打ち合わせを終え、王子が岳に行ったら眺めが良いことに驚いた

駐車場は猫達がいっぱいで癒された

瀬戸中央自動車道・与島PAに行ったのは何年ぶりだろう

カメラを持ってくればよかったと思いつつ、お土産を買って帰路についた

疲れました。

2017年6月21日水曜日

ベベルギアカバーをカスタムするとしたら…という話

バイクを乗る楽しみの一つにカスタムがあります。僕はド・ノーマルのW650が好きなのですが、ちょっと気になっていることがあります。それはベベルギアカバー。材質が何かは知りませんが、周囲のメッキの光り具合にくらべてここは物静かです。

W800のベベルギアカバーは純正の状態でクロームメッキタイプです。ツーリング先でW800を見かけることがあります。Editionにもよりますが、メッキが施されたベベルギアカバーからFIカバーにかけての輝くラインはかなり目を引きます。このパーツはW650やW400にも取付可能とのこと。

名西カワサキさんの「カワサキ屋」のサイトで色んな物を買ってきた

これを購入して交換するだけでは面白くないので、これまでステッカー用に作ったオリジナルエンブレムに少し手を加えてベベルギアカバーに刻印してみたらどうなるんだろう?なんて思いまして…。

モノクロ+背景が透明な画像を作成

上の画像、ブログ上では見えにくいと思うのですが、こうしないとちょっと後の処理が難しいんです。でもって、ビジュアルの変化をチェックするために、撮影した現状のベベルギアカバーの画像にエンブレムの画像を重ね、3次曲面に合わせて歪ませ、エンボスなどの画像処理をしてみると…。

どうかなぁ?

削ったところはブラックの塗装を施した方がいいのかな?それにしても、クロームメッキの厚さがどの程度なのかは知りませんが、刻印なんてできるのだろうか?刻印した後、何か問題が生じるのかな?それより何より刻印してもらう費用って高いのかな?まぁ、妄想はタダです^^

2017年6月19日月曜日

最近、立て続けにバイクがらみでうれしいことがあった〜〜〜!という話

天気が土曜の夕方から下降気味の予報を見て仕事をしたら、行けたやないか〜い。残念でしたが、いいこともあった!


2つあります。

一つは、あ〜はっはっはっはっは。はい、お金では買えないとっても素敵なことです^^飽きっぽい僕が今日まで何とかブログを書き続けることができたのは、こういうことかもしれません。このブログがいろんなことにチャレンジをするきっかけにもなっていて、感謝しています。って、何のことか分かりませんよね?いいんです。あはは。

もう一つは、ここ10年ぐらいバイクから遠ざかっていたぴー君が、バイクを購入!キャンプが好きで妻も知っている彼なので、早速、「ぴー君と一緒ならキャンツーいいやろ?」って聞いたら「どうぞw」とのこと。い〜ひっひっひっひっひ。これで妻を徐々にならして四国をバンバン飛び出したいと思います。あ、その前にキャンプ道具…。

仕事に波があり、とことん暇かと思えば土日も連休も関係なしってことがザラ。予定を立てた土日に急に連絡が入ったり。だからツーリングクラブに入れてもらったとしても「すいません、急に予定が…」ってなり、「あいつ付き合い悪いな」ってなるのが目に見えているので、ソロツー基本でやってきました。ゼファーの先輩は僕の仕事をよく分かってくれているし、そもそも忙しい人なのでお互いまったりやってこれました。

最近、ツーリングに変化がほしいと思っていただけに、新たな楽しみが増えました。ひゃっほ〜〜〜!

2017年6月17日土曜日

KUSHITANI フルメッシュパーカージャケットK-2310の実力は?

KUSHITANI フルメッシュパーカージャケットK-2310



夏本番を前に、試験運用!(我ながら何してるんだろ?と思いながら写真を撮る…)

スーパーカブ50でw

最近、日中の気温が普通に夏日を超えます。ツーリングする時、「フルメッシュでもいいかなぁ」と思いつつ、「思わず大好きな大川嶺に行って寒かったら困るなぁ」という迷いから春秋用ジャケットを選択してきました。そろそろフルメッシュに衣替えの時期かな。先日買ったもののそのままにしていたので、本格的に使用する前に試験運用することに。

本当は、本を買いに出かけただけだったのですが、思わずゴリラポッドをバッグに入れたために「スーパーカブ50でぶらり」が始まってしまいました…。せっかくなので、KUSHITANIフルメッシュパーカージャケットのインプレです(ちなみに写真はスマホ)。

基本的な性能はKUSHITANIのサイトでご確認ください。僕なりの使用感を書こうと思います。


通気性抜群!



フルメッシュですからね。風が抜けないとダメですよ。

写真ではわかりにくいのですが、向こうの景色が透けています

そんなの当たり前といえば当たり前です。そして走って涼しいのも当たり前。でも僕が感心したのは、止まっていて、またはバイクを降りて風が吹いた時…。

海辺のやさしい風がちゃんとメッシュを通り抜けます

直射日光を遮った上で風が通り抜けるので、わりかし涼しい。そんなの当たり前だったらごめんなさい。でも、感心してしまいました。KOMINEのもそうだったんだろうけれど…。


パーカーのフードはタブに留めてバタつき防止



このジャケットに特徴を与える一番のポイントはパーカーであるということ。よってフードが付いています。「走行風でバタつかんのん?」と疑問に思う方がいらっしゃると思います。でもそこはちゃんと考えられています。どうするかというと…。

タブで留めます

その効果ですが、カブのスピードではよく分かりません。ごめんなさい。でも、カブならバタつきません。


不満がないわけではない



フードがついているために襟に高さがあり、ピンとのばして計ったら約10cm。襟を開けば問題ありませんが、ジッパーを上まで上げたら喉元がちょっと不快。分かってて買いました、はい…。

夏でも早朝ぐらいしか上まで上げないと思いますけど


シルエットがシュッとしてて綺麗



下の写真はKOMINEのフルメッシュジャケット(サイズはXL)の上にKUSHITANIのジャケット(サイズはLL)をセンターと下端で揃えて重ねた写真です。

KOMINEの場合、「L」より1つ大きなサイズは「XL」、KUSHITANIは同様に「LL」です。ちなみに、KOMINEはパッドが厚いこともあってかKUSHITANIより重いです。

シルエットの比較

KOMINEのジャケットは下端がKUSHITANIより小さいものの、脇にかけて上に開くシルエットです。一方KUSHITANIは、ほぼまっすぐか、一度ウエストの部分で気持ち絞ってある感じ。

着る人の体型によると思いますが、僕はもともとそんなに肩幅が広くありません。KOMINEは、上に行くほど大きくなるシルエットで、かつ、パッドがKUSHITANIより分厚いため、僕はアメフト選手?みたいになってしまいます。我ながら脱いだ時のギャップにガッカリします。その点、KUSHITANIのシュッとしたシルエットは僕の貧相な肩幅に合っている気がします。ただ、パッドの安心感を「厚さ」だけで判断するならKOMINEです。


タウンユースにもってこい



真夏にちょっとした用事ででかける時、半袖Tでカブに乗ると日差しがけっこうこたえます。フルメッシュパーカーなら、そのデザイン性からタウンユースにもってこい。

問題は経年劣化による色落ちでしょうか。これは使用しながら変化を確認したいと思います。

安全・快適なツーリングをするためにもジャケットは着心地の良いものを選びたいものです。ゆえに袖を通してから買った方が間違いないと思います。

またジャケットの色味について言うと、一般的にネット上で見た色味と実際の色味が異なることはよくあります。色違いに「ネイビー/レッド」があり、店頭で見たレッドはネット上の色味よりくすんで見えました。色にこだわりがある方は、なおのこと実際の色味を確認した方がよいと思います。

おっしゃ、そろそろこれを着てW650でツーリングじゃー!

2017年6月15日木曜日

本棚を整理していたら二輪の教本が出てきた話

久し振りにページをめくると新鮮

整理整頓が苦手な僕ですが、ふと思い立って本棚から溢れている本や雑誌を捨てようとゴゾゴゾしていたら、自動二輪教本とかとかを発見。懐かしいとまでは言わないけれど、教習所に通いながら食い入るように見ていたあの頃を思い出したりして。

カブに乗り慣れていたせいか、最初の頃は「シフトが逆」に手こずった気がします。苦手だったのはシュミレーター。必ず酔いました。あまり褒められたことはなかった僕ですが、8の字の時だけ教官から「上手いですね、上手いですね」と。たぶんそれは、コケる前に次の練習に移行したからボロが出なかっただけだと思います…。

一番怖かったのは急制動ではなく、AT車の教習です。なんていうか、あのふわふわした感じというか、自分が置いて行かれる感じというか、あれがどうも苦手でした。

卒検で一番緊張したのは、信号機が切り替わるタイミング。どんなに練習しても信号機だけは意のままになりません。「頼む〜変なタイミングで変わらんとって〜」って思いながら走っていました。

大人になると一から何かを教わる機会がめっきり減るわけで、しかもこどもをしかるような大人が教習所で怒られたりするわけです。でも、それがすごく新鮮な時間だったと思います。

これからも無事故無違反!あらためてそんな気持を呼び起こした教本発見でした。

2017年6月13日火曜日

KUSHITANI K-2196を2年ぐらい着たらこうなった

日の当たらない裏側と日に当たる肩の色あせ具合の比較

2年ぐらい前に、ものすごく仕事が忙しい時があり、連日徹夜って日々がありました。春秋用のジャケットを持っていなかったので、妻が「ごくろうさま」と買ってくれたのがKUSHITANIのテキスタイルウェアK-2196です。

袖を通して好きになった理由はシルエットがスッキリしているのに、動きやすい点。あと、メーカーのロゴがでかでかと書かれていないし、ソフトパッドは標準装備だし。

「ドライクリーニング」のマークがあるので、シーズンが終わったらクリーニング屋さんへ。シーズン以外は、直射日光のあたらない部屋の中に吊るすって感じです。で、2年したら走行中に日の当たる部分の色あせがけっこう進行しました。

W650とともに過ごした時間の証明ですかね〜。これはこれでいい感じかもしれません。KUSHITANIは安くはないので、当分このジャケットを大事に着ようと思います。

K-2305 スワンクジャケットは襟を適度に開いた感じがなかなかかっこいいね。

「安全の世界を創造します KUSHITANI」


2017年6月11日日曜日

ツーリング 求めることを捨てた時そこにあるのは自由

ひたすらブラブラした日。そしてモノクロの日。


DABUROKU TOURING №26発刊



大川嶺に行ってしまうのはなぜだろう…


どこに行けばいいのやら



前の晩、飽きること無くツーリングマップルを見ていましたが目的地が決まらず…。前回断念した高瀑(たかたる)渓谷に再チャレンジしようか、その西側にある2つの渓谷、鞍瀬渓谷や滑川渓谷にしようかなどと考えながら国道11号線を東進。

結局、3つの渓谷を訪れることもなく、瓶ヶ森林道は人が多いだろうなぁと思いつつ、寒風山トンネルを抜けて高知県へ。目的地が決まらないまま道の駅633美で小休止すると、仁淀川の水が青く透き通る仁淀ブルーの紹介があちこちでされています。「安居渓谷に行けばいいのかなぁ」なんて思いつつ、ふたたびW650を走らせる。

国道を走ってもつまらないので、脇道を走ってみる。

ここどこ?

「池川町」は合併後には仁淀川町。安居渓谷方面に行けそうではあるけれどツーリングマップルを見ても縮尺が大きいのでよくわからない。付近の集落に人影がないので、最後の手段でスマホで調べようとするも、アンテナは1コ〜圏外だからどうにもこうにも。仕方がないので付近の家で道を訪ねようとしたら、ちょうど人が出てきてラッキー。いろいろ教えてもらいました。ありがとうございます。

振り返れば、この日はこんな道を走っていた

で、安居渓谷に行きました。水が驚くほど透明です。でも、写真を何も撮ってません。

最近、ツーリングの期待値の大きさと実際のギャップが大きいんかな〜。世の中のソロツーリストはどんなことを考えながらツ―リングしているんだろう?食べ物に興味が無いのが決定的なんだろうか?日帰りしないといけないから必然的に行ける場所が限られてくるっていうのもあるとは思いますが。


結局、大川嶺に行ってしまう



だんだん、雲が多くなってきました。大川嶺に行っても夕日が見れないのは分かっていましたが、このまま帰るのもつまらないので大川嶺へ。ちょっと不完全燃焼な日だったので登りのワインディングを小気味良く走り、ちょっと気分がアガる。

到着するまでは暑かったテキスタイルジャケットが、ここではちょうどいいぐらい。

ミツバツツジはもう終わり、小さな高山植物がちらほら。家の周りでは盛んにツバメが飛んでいますが、大川嶺の岩場に巣をつくる(恐らく)アマツバメの姿はまだ見えません。耳を澄ませばコゲラか何かが盛んに木をつつく音が聞こえてきます。もう少ししたら、カエルの鳴き声が周囲にこだまするようになるのかな。笹原が若々しい緑を取り戻すまでにはもう少し時間がかかるようです。

笠取山の駐車場にバイクを止めて尾根伝いにブラブラ。メインルート?を外れ、笹原が薄く踏まれた後をたどってみると、ミツバツツジを綺麗に撮れそうな場所に。なるほどね。

西の空から雲がどんどんやってきます

枯れてしまったススキの茎かな?

ひたすらブラブラしていたら、カメラを手にした年配の女性。「こんにちは」ってあいさつしたら、そこから話が弾んで高山植物のことをいろいろ教えていただきました。マクロレンズ、ほしいなぁ〜。


あれ?!牛がいる!



夕日は無理だから、そろそろ帰るかな〜って走り出したら…。牛がいる!牧場はやっていないと聞いていたのですが、初めて見ました。

「モ〜」

「モ〜モ〜モ〜」

上手く撮れないなぁ。岩合光昭さん、すげ〜わ。

そしたら、さっき話していた年配の女性が車で通りがかり、「牛がいるんですよ」って言ったら「え?!」っとなり、二人して牛の写真をパシャパシャ。で、いったん車に戻ったと思ったら引き返してきて…。

あたたかいコーヒーをごちそうになりました

女性:インスタントコーヒーでごめんなさいね
僕:あ、いや、こんな所であたたかいコーヒーが飲めるだけで十分ですよ〜

で、ふと思ったのは、何かを求めて行くことも当然アリですが、求めないまま行き、そこで起きる偶然を楽しむことも大事なんじゃないかな〜ってことです。それはツーリングに行かなければ起きないことで、だから行かなくちゃってことなわけで。そうやって心を自由にするツーリングを楽しみたいなぁなんて思った日でした。

この日の燃費
・ツーリング出発前の給油…20.2km/L(前回、高瀑を目指した日の分)
・途中、仁淀川町での給油…29.1km/L

2017年6月8日木曜日

雑誌「バイク旅行」を初めて買ったら充電期間に突入された話

「バイク離れ」なんて言葉を耳にしますが、バイク雑誌ってけっこうあるんですよね。最近は絶版車だけの雑誌というか別冊というか、そんなのも見かけます。「リターンライダー」市場が確実に狙われている感じ?

表紙には必ずと言ってよいほどかっこよく決めたモデルさんとバイク、風景の中のバイクなど、思わず手に取りたくなる写真が飾られています。女性向けバイク雑誌もありますし。

あえて一昔前のCG感。でもバイクはヤマハのXSR900というギャップ

ツーリング写真の勉強のために、どの雑誌を買うか物色。「『Out Rider』はいつ見てもかっこいいなぁ」と思いつつ、いつも気になっていたのが「バイク旅行」。表紙が、逆の意味で目立っているんです。ソロツーリングが多い僕ですから、雑誌の雰囲気になんとなく親近感もありました。

あと、安いし、定期雑誌なのかどうかよくわからないのですが、だから毎月追っかけなくていいし。ほとんどツーリング記事で、じっくり読んだらいい感じ。風景の中のバイクの写真もいい感じ。

こういうのをソロツーで撮れないものだろうか

「えっと、次号は…。ん?!」

「ごあいさつ 突然ではありますが、本誌は今後の新たな旅立ちのためにしばらく充電期間を設け、お休みすることになりました(中略)また新たな紙面で、そしてまた旅の空の下でお会いしましょう」

あああ…。

広告となるバイクやバイク用品を綺麗に見せるには欠かせないはずのコート紙を使わず、けれど全ページカラー、中綴じ製本。出版不況と言われる中にあって、雑誌の継続発行のために払ってきた努力を感じさせます。

「新たな紙面」、ご期待申し上げますm(_ _)m

2017年6月6日火曜日

バイク屋さんでオイル交換

僕はトカゲの目に見えて仕方がないんですが…

綺麗なオイルは好きですか?はい、好きです。

自分でできる整備はしようと思っていますが、オイル交換はバイク屋さんです。前回は25,369kmで、今回は27,966kmでの交換だから距離的にはちょっと早いけど、間隔は半年開いているからいいんじゃないかな。

ついでに前から気になっているフロントフォークの減衰具合をみてもらったら、大丈夫とのことでした。

待っている間、いろんなバイクを見るのは楽しいね。僕のW650、いくらで下取りしてくれるだろう?あ〜いかんいかん!

2017年6月4日日曜日

ツーリング 目指せ!林道の果ての高瀑(たかたる)

西日本最高峰の石鎚山。その山裾には渓谷がけっこうあるみたい。

DABUROKU TOURING №25発刊



石鎚登山ロープウェイに向かう県道12号線


黒瀬ダム周辺は憩いの場


秋の渓谷もいいけれど、初夏は新緑が爽やかでいいかも。ということで渓谷を訪ねることにしました。目的地は愛媛県西条市の高瀑渓谷。ここには落差がすごいと評判の滝、高瀑があります(ツーリングマップルを見ると「高瀑」と表記してあり、「高瀑の滝」とは書かれていません)。

県道が途中で途切れているのでちょっとググる。なかなか大変そうなので不安になりつつもとりあえず出発。


ダートが続くらしいんですよね

国道11号線〜国道194号線〜県道12号線へ。ひとまず、愛媛県西条市の黒瀬ダムでも見てみようかな。

放水が見たい

付近の案内板を見ると、堤体を渡って対岸の道を進めば公園が2カ所あるとのこと。休憩がてら公園でのんびりすることにしました。

コンビニで買ったおにぎりの昼食休憩。湖面ではバス釣りしている人やカヌーしている人とか。湖面が広いから水上は気持ちいいだろうな。

早朝夕方の時間帯の景色が気になる〜


林道折掛石鎚線はいかに



県道12号線〜142号線へ。しばらく進むと「林道折掛石鎚線」の案内。延長5.3kmです。どんな林道だろう?という好奇心と大丈夫かな?という不安が半分半分。

林道折掛石鎚線の入り口

路面はダート。けっこう荒れた区間もありします。片方は崖。もう片方は時にそそり立つ石の壁で「落石注意」という感じ。祠みたいなのがちょいちょいあるのが、気になる。神南山や綱付山を登ってきたことを思い出し、ゆっくりでもいいから進んでみようと頑張る。

まだまだ先は長い…

これは思ったより大変だぞ〜と思っていたところで、休憩中のライダーさんと遭遇。バイクはセローとトリッカー。普通はそうだよね…。

僕:高樽まではだいぶ距離がありますか?
ライダーさん:この先はもっときつくなりますよ。最後は歩きで1時間はかかったかな。
僕:え?!(車両で上がれる限界があるのは知っていましたが、さらに1時間も歩きとは)このバイクだと…
ライダーさん:スタンディングで上がっていった道だからねぇ。

で、いろいろ教えていただきつつ、先達のお言葉に耳を傾け、高瀑断念!(ヘタレですいません)

林道(延長5.3km)の起点から1.8km地点で断念

結果オーライということで



上の場所でバイクを止めて、付近をブラブラすることに。

キラキラしていて綺麗でした

往路では使用しなかった県道12号線で帰ることに。


本当はもう少しここに居たかったのですが、何や知らん、電話がかかってくるんです。

オフ車か〜。2台持ちってことにはさせてくれないだろうな〜。などとつぶやきながら黄昏ていましたとさ。