2016年12月26日月曜日

クリスマスにOM-D E-M5 MarkⅡがやってきた

ストレスが溜まるとどうも買い物をしてしまいたくなるようです。今年最後の連休ですが、どこにも行けずもんもんとしていたら、OM-D E-M5 MarkⅡが、と、届いたよ!

OM-D E-M5(2012年3月発売)を長らく使ってきました。以前からE-M5 MarkⅡがいいなぁと思っていたところ、2015年2月発売のモデルだからか、ここのところカメラのキタムラでは底値状態。E-M5からE-M5 MarkⅡへの買い替え促進キャンペーンをしていることもあり、試しに査定してもらったところ、「なぬ!」な予想外の高額査定。大事に使ってきてよかった。で、E-M5 MarkⅡへの買い替えを決心。クリスマスに届きました。わ〜い、わ〜い。この一年、徹夜や土日もいとわず、丸投げされてもしっかり受け止め、無理なスケージュールにも応えながら仕事してきたから、まぁいいでしょうw

ちなみにキャンプ道具貯金は無事です。いひひ。

旅の仲間たち。実に中途半端なラインナップ…

商品レビューはネット上に山ほどあるのでそちらに譲ります。

ボディーは今回もシルバー。親父が持っていたカメラがシルバーボディーのNikon F2(みたいな雰囲気)で、カメラってそういうものというイメージが僕の中にあるんだと思います。

キャッシュ!もしくはカードで一括!とキメたいところですが、レンズも一本一緒に買ったこともあり、迷わず分割!20回まで金利分割手数料無料なので^^;

おっしゃ〜〜〜〜〜〜〜!新しい旅の仲間たちとツーリングじゃ〜〜〜〜〜〜〜。

2016年12月22日木曜日

ツーリングに行けない週末は雨が降ってしまえと思ってしまう

もうちょっと綺麗にしとけばよかった…

今年最後の連休がやってきます。土日はまぁまぁ天気が良さそうですが、正月休み前にいろんなことを片付けたい人はたくさんいらっしゃるようで、うむむむむ…という状態です。ストレス溜まる…。

ツーリングに行けない週末の天気が良いとものすごく損した気分になるので、ついつい雨が降ってしまえと思ってしまいます。いやいや、せっかくの週末のツーリングを楽しみにしているライダーさんもいることなので、晴れるといいな。

2016年12月19日月曜日

革のブーツに防水スプレーを試してみた

ものすごく天気の良い日曜日でしたが、時間を盗まれた結果、家から出られません。ツーリングをあきらめ、先日、パーツランドイワサキで購入したフッ素系防水スプレーをブーツに試してみました。

株式会社山城の「強力防水ライダーズガード」

あらかじめレザーソープでブーツをクリーニングして、乾燥させてから使用しました。「使用方法」には、「目立たない場所で色落ち等の異常がないか確かめて下さい」とありますが、ボロっちいブーツなのでお構いなしにスプレー。この手の商品は吸い込まないようにしないといけないので風向きに注意。

「大量に使用しないで下さい」とありますが、適当にプシュー

スプレーした後。すぐ革に馴染むみたい

足首部分に妙な模様が…

これは、レザーソープの使用後、革のベルトをしたまま乾かしてしまったために乾燥が不十分だったことによるようです。使用方法には、「汚れやシミがある場合には選択し完全に乾燥した状態で使用して下さい」とあり、やってしまった!という感じです…。「スプレー後20〜30分自然乾燥させて下さい」とあるので乾燥。

霧吹きで水をかけてみた

革の状態が比較的良い所は粒状になりました。チェンジペダルがあたる左足の方はというと…。

傷んでいるところはダメっぽい

粒状だったところも、そのうち染みこんでいきましたとさ

この手のブーツとはあまり相性が良くないのかもしれません。ツルっとテカっと加工したブーツならもっとうまく水を弾くのかな。ということでした。

2016年12月15日木曜日

ツーリングの楽しみ方を振り返ってみた

早いもので2016年ももうすぐ終わりです。日帰りのソロツーリングがほとんどだったわけですが、一年を振り返りつつ、ツーリングが楽しい理由を思い出してみようと思います。


まだ見ぬ景色が待っている



雲海がきれいだった早朝の大川嶺

綺麗な景色を見に行くのはツーリングの楽しみの一つ。行き先をはっきり決めないツーリングが多いので、ふいに綺麗な景色に巡り会えた時の嬉しさといったらありません。朝日や夕日に染まる景色を観ようと思えばそれなりの努力も必要ですが、上手く出会えた時の感動はひとしおです。周囲に誰もいなければ、なんだか独り占めしたような気分になります。


好奇心の赴くままに走ることの危うさと達成感



林道で小休止

幹線道路から外れる脇道や林道は、好奇心を掻き立てます。スマホの地図アプリは最終手段と決めて、迷いこんだりパンクの不安を感じながら進みます。そうしてなんとか人の匂いのする場所へ辿り着いた時の安心感や、一気に見晴らしのきく場所に出た時の達成感。地元の人は普通に利用しているんだろうけれど、アドベンチャー気分を存分に味わえます。


いろんな人との出会いが楽しいね



売店のおばちゃんが麦わらで作った虫籠。こどもの頃の思い出話が楽しかった

あまり人気のない所に行ったり目的を決めないツーリングのせいか、たまに出会った休憩中のライダーさんや地元の方など話好きそうならその場で話し込むことはよくあります。話を通じて地域のことやおすすめコースなど耳寄りな情報を得ることも多く、次回のツーリングでおおまかな計画を立てる参考になったりします。


地元メシを味わう楽しみをちょっと覚えた



あまごで作った「さつま」

学生時代の貧乏性が抜けないことと普段から外食に興味がないので、ツーリング中にお店で食事という発想になりませんでした。でも、食べると疲れ方が全く違うと気付いてからは食事をするようになり、行った先で地元の何かが食べられるようなら食べます。でも、ソロツーリングでは、「あそこの○○を食べに行こう」と思って出発することは未だにありません…。


トラブルもまた旅の思い出



四国を飛び出した先でパンク。Holtsのパンク修理キットで修理中

トラブルは無い方がいいに決まっていますが、あればあったで思い出になります。と言えるのは無事に帰宅できたからですが…。ソロツーなら困るのは自分ひとりですが、誰かとツーリングすれば相手に迷惑もかかるので(いや、仲間のトラブルを迷惑と感じる人とはそもそもツーリングしないんだろうなぁ)、パンクに限らず、防寒や日常のメンテナンスをきちんとしないといけないなぁと痛感しています。


いろんなことから自由になれる気がする



自然の中に身を置くと、とりわけそう感じるね

とくにソロツーリングなら行き先を決めるのも変更するのも自分次第。無理する必要もなく、休みたくなれば休み、腹が減れば食べ、雨が降れば無理せず雨宿り。周りのスピードに合わせて否応なしに動かされる日常や、誰かに時間を盗まれる日常から、ぶっつり切り離す感じがいいんだと思います。


一緒に走る楽しさ



時間が合えばゼファーの先輩とツーリング

誰かとツーリングすれば、ソロほどの自由度はありませんが、それを補うだけの楽しさがあります。僕の場合、普段なら行かない観光名所や味が自慢のお店に行くことで、ツーリングの楽しみ方を分けているような気がします。車では行ったことのある観光地でもバイクで誰かと行くとちょっと違った気分になるから不思議です。


バイク+αの楽しみ



ある日、じいちゃんの形見のカメラがあったことをふと思い出した

バイクはツーリングそれ自体十分楽しいのですが、人それぞれ+αの楽しみがあると思います。ツーリングに組み込んで楽しむなら、キャンプ、○○巡り、四国なら88ヵ所巡礼、登山とかトレッキング、釣り、写真などなど。ツーリングの楽しさを演出するもので思いつくのはカスタムとかファッション?。あきっぽい僕ですが、きっかけがあってまじめに楽しんでみようかなとカメラを持って出かけています。実際、ツーリングの楽しさが広がりました。写真ももっと上手くなりたいなと思います。

今年も残すところわずかですが、あと2回はツーリングに行きたいなぁ。

2016年12月11日日曜日

来年こそはキャンプツーリングをしたいけれど…

愛媛を遠く離れた場所でいろんな景色を見てみたい(写真は愛媛県大川嶺)

キャンプ道具貯金をしています。かなり貯まってきました(多分…)。が!何や知らん、一度はソロキャンプツーリングをOKした妻がここ最近いい顔をしません。ど、どういうこと?

僕:キャンプ道具買うのとカメラ関係買うのとどっちが嫌?
妻:キャンプ道具w
僕:なら行った先でバンガローとかそういうところに泊まるのは?
妻:え〜、そんな所にお金使うの「もったいない」とか言って嫌がるやろw
僕:そんなことないわい。なんで勝手に決めるんよぉ。
妻:えへへ(まったく悪びれていない笑顔)

つまり、「ソロ」というのがど〜も気に入らんようで、ソロでなければ泊まりがけで遠方に行くのはOKらしい。

女心と大川嶺の天気は変わりやすいようです。あああ…。

関係ないけど、サカナクションはカッコいいなぁ。ザッキー最高。

2016年12月8日木曜日

ケンコーフィルター MCトワイライトレッドとMCトワイライトブルーを試してみた

ツーリングに行った時、綺麗な風景や心を惹く何かを見つけてシャッターを切り、帰宅して写真を見てガッカリということは珍しくありません。ちょっと安易かもしれませんが、ケンコーの色彩強調フィルターを2種類購入して試してみました。

左が「MC トワイライトレッド」、右が「MC トワイライトブルー」

両商品の説明を見ると「夕焼けや朝焼けを撮影すると見た目とは異なり、空の高い部分が『グレー』に写ってしまいます。」とあります。ガッカリの原因の一つはこういうことのようです。

ちなみに、両商品ともフィルム・デジタル兼用。サイズは49mm、52mm、55mm、58mm、62mm、67mm、72mm、77mm、82mmの9種類。僕は使用しているレンズの関係で49mmを購入し、ステップアップリングと合わせて装着しています。

先日、大川嶺に行った時に早速試してみました。

以下に比較のために挙げた写真は、RAWで撮影し、補正せずにそのままJPEGにしたものです。


フィルター未使用の場合




実際の見た目は空の高い部分がもっと綺麗です。ちょっと残念な感じ。

これはフィルター未使用


MC トワイライトレッドを使用した場合



ケンコーのホームページでは「トワイライトレッドは深みのある赤いトーンで、赤紫からオレンジへのグラデーションを再現。段々と暮れてゆく空のイメージを印象的に表現することができます。」とあります。試してみたところ、これはこれで雰囲気あると思います。でも、感動の中心にあった色ではありません。「段々と暮れてゆく空のイメージ」ですもんね。

MC トワイライトレッド使用

ちなみに、「DABUROKU TOURING No.19」で使った下の写真は、「MC トワイライトレッド」を使用しています。

メタルな部分の質感がUPしたような気がする


MC トワイライトブルーを使用した場合



ケンコーのホームページでは「トワイライトブルーは深みのある青いトーンで、青紫からオレンジへのグラデーションを再現。刻々と近づく夕闇の空のイメージを印象的に表現することができます。」とあります。試してみたら「あ、これこれ!」という感じです。

MC トワイライトブルー使用

条件を変えずに上の写真の約8分後

何でもかんでもフィルターというわけではなく、自分がこう写したいから、この条件ではこれ、でも違い過ぎないようにと、きちんと考えて使えるようになりたいと思います。にしても、またツーリングの荷物が増えました…。

2016年12月4日日曜日

ツーリング 時間よ止まれー夕さり

前日は知人と忘年会。翌日は昼まで無為に過ごしたものの、晴天。大川嶺に通じる県道328号線は冬季通行止めとなるが、ダメモトでW650とともに大川嶺を染める夕景を目指すことにした。


DABUROKU TOURING No.19発刊



右のピークが大川嶺


大川嶺からの夕景を求めて



前日の金曜日の天気予報では、土曜は晴れ、松山での予想最高気温は17℃。日曜は雨。となれば、この日の夜の忘年会は深酒はしないようにと思いつつ…。結局、メニューに書かれた日本酒の味を確かめようと右から左へと順に注文してしまう。やはり、島田酒造㈱の小富士超辛口は秀逸だ。

結局昼まで寝入ってしまい、「ものすごくいい天気だよ」と妻に起こされる。この時間から行ける場所はそう多くはない。国土交通省四国地方整備局の道路情報システムを確認すると、冬季は通行止めとなる大川嶺への県道328号線には規制が出ていない。正しく反映されていないかもしれないと思いつつも、ダメモトで行ってみることにした。

道中見上げた久万高原町の方向は、すっかり晴れ渡っている。国道33号線を久万高原町御三戸(みみど)で県道328号線へ。美川スキー場付近の道路情報には「夜間早朝凍結注意」との案内のみ。「行ける!」と気持が逸る。

夕日の沈む大川嶺を初めて訪れたのは去年の秋。無限のラティチュードが空を染める美しさは感動的だった。そのせいか普段の生活の中で、特に夕刻、皿ヶ嶺連峰の稜線がくっきり見えるような日にはその時の光景が脳裏に浮かび、今すぐにでもバイクを走らせたい衝動に駆られるのだ。

そして、期待を裏切らない光景が僕を待っていた。

電子基準点のある付近から

冷たい風が緩やかに吹いている。松山での日の入りは17:00ぐらいだったと思うが、16:30頃には到着したからまずまずの時間だ。眼前に広がる光景が、刻一刻と色を変える。天候次第でこれほど大川嶺一帯の表情が変わることに驚きつつも、去年とは違う新しい感動に包まれる。ついついここへ足を運んでしまうのは、そういうことがあるからだろう。

表紙にする写真を撮るために、逆行かつ太陽の強い点光源とW650のメタルな雰囲気を一枚に収めようと悪戦苦闘。そして力量の無さに落胆する。あまりここで時間を費やすと、本当の日没に間に合わなくなる。大川嶺から笠取山へと続く稜線に太陽がかかった頃合いを見計らって大川嶺を目指す。

時すでに遅し。太陽は彼方に没しようとしていた

大川嶺に登ることすらできなかった。時間を止めることが出来たなら…。太陽はあっという間に姿を隠してしまった。方角としては大分県の臼杵市の方なのだが、果たしてどこまで見えているのか。太陽は没したが、本当に僕が見たかったのはこの後の時間帯だ。

オレンジ色から紫だろうか、滑らかなグラデーションが空を覆う

月の入りがもう少し早ければ日の入りとシンクロする光景が見れるかもしれない

表紙の写真を撮っていた時には吹いていた風が、この頃には止んでいたのではないだろうか。海陸風が凪になっていたのかもしれない。12月の標高1,500m付近ながら、風さえ吹かなければ温かく感じられるのだから不思議だ。僕にとっての大川嶺は、自宅からそれほど遠くない場所で自然や地球を体感できる場所でもある。


味を求めるならドリップ、握り締めるなら缶



グローブをタンクバッグの上に置きっぱなしにしておいたのは間違いだったと、手にはめてから気づく。内側まですっかり冷えきっている。グリップヒーターをONにするが、それ自体も冷えきってからの状態のためになかなか温まらない。先日購入したZippoのハンディウォーマーを忘れていこともあり、早く手を温めたい。

以前は、国道33号線と大川嶺の中間ぐらいにある大谷集落に自動販売機が設置されていたのだが、いつの間にか撤去されていた。道の駅みかわまでしばし頑張る。

冬場にうれしい缶コーヒー

最近はコンビニでどこでもドリップコーヒーが飲めるようになった。安い上に美味しいのだが紙カップのため握り締めることはできない。缶コーヒーを買う理由は握り締められることに尽きる気がする。


三坂峠からの夜景



帰り道、三坂峠からの夜景を探すことにした。三坂第1トンネルを抜け、左折して少しばかり走ると待避所がある。ガードレールをまたいだ場所の草が刈られているところを見ると、ここから写真を撮る人達がいるようだ。

バイクを重ねて撮るにはどうしたらいいか悩みつつ、ここでも力量のなさに落胆。それでもここで写真を撮った証を残そうとシャッターを切る。

夜景めぐりも楽しそうだ

時間を止めることはできない。その時間をどうやって写し込むか、いろいろ考え悩んだツーリングだった。


この間の燃費…28.7km/L(これはこの日のツーリング出発時の給油)