2016年8月29日月曜日

W650の中古市場価格を論じた記事から僕とバイクの関係性を考えた話

台風10号の影響で天気が崩れると思った土日にいろんな予定を入れたら雨が降らず、実にもったいない週末を過ごしてしまいました。

写真ぐらいはツーリングに行ったつもりで…

暇つぶしに「W650 ブログ」でググっても、最近更新した感じのブログになかなか行き当たりません。むむむ…。ちなみに僕のブログはヒットすらしません…。多分、ブログのタイトルのどこかに「ブログ」と入れればいいんだろうけど、そこまでアクセス数にあくせくしたくないので放置。で、それはいいとして、粘っていろいろ検索していたら、こんな記事を見つけたりして。

今後W650が値上がりしそうだね、と言う話

なるほど。長く愛されるということは値段の上下にかかわらずいいことだね。記事の中に「『キャブ車』という神通力はまだまだ衰えることがないように感じます」とあります。それで思い出した話があります。

当ブログをご覧の方は、僕のW650評が極めて感覚的な話ばかりで、スペック的な話がいっちょも出てこないことにお気づきだと思いますが(その手の話はまったくもってちんぷんかんぷんです)、そんな僕でも以前、W800オーナーの方から聞いて印象的に残っている話があります。

「FI(フューエル・インジェクション)化されたことでいじりにくいバイクになった」

W800は排ガス規制をクリアするためにFI化されました。その方の話ではFI化されたことで、人の手が入るのを拒む感じがするそうです。感覚的な話ですが、キャブ車には人の手が入る余地というか入れても許容されるマージンみたいなものがあるのかな?

逆説的に言うと人の手が必要な部分があるわけで、それが機能的にはチョークを引くという操作に端的に現れているのだとしたら、W800がいいとかW650が悪いとかの次元の話ではなくて、単純に僕とバイクの関係性が確認できるW650が好きです(が、カブのエンジンが冬になかなかかからないのにはイライラします…)。半分はフェチみたいな話だったりして…。

そんなこんなでW650を大事に乗ろうと思います。

ちなみにこの間の燃費は29.3km/Lでした。

2016年8月22日月曜日

ツーリング動画を作ってみた【愛媛・大川嶺の雲編】


天気が良い!でも夕方には帰らないといけない!そんなときは大川峰!

空は青く雲もあるので、気合を入れて「写真を撮りまくるぞ!」と思ったのですが、走行動画と写真を何枚か撮ったところで「ん?!」と。バッテリーがない…。はいはい予備がありますよと交換したらこっちもない…。ショック!充電を忘れていました。

あまりに景色が綺麗なのに写真も撮れないとなると一体何をしに来たんだか…。

「そういえばiphoneあるわぁ」ということに気がついて、カメラアプリを起動させたら、タイムラプスを撮れることを今更のように思い出す。いつか何かの役に立つだろうとiphoneをカメラの三脚に固定する道具(名前知らない)を持ってきていたので、「今日はタイムラプスの日じゃ〜」といろいろ撮ってつなげてみました。

大川嶺は、楽しい!楽しすぎる!

2016年8月16日火曜日

ツーリング 南予遺産+αで行く愛南町

お盆最終日にようやく時間が取れたので、「お盆休みを返せ〜」と言わんばかりに走り倒しました。なので記事が長くなってすいません。


DABUROKU TOURING No.15発刊



舗装林道を行くW650だよ


篠山から由良半島の付け根まで林道を快走



前の晩、考えていたのは時間に余裕のある夏なので愛媛の南の端の方へ行こうかなと。導きの糸は、愛媛県が最近宣伝している「南予遺産」です。とはいえあまり具体的な計画を立てないまま、朝4時起床。

日の出前の出発はいつも以上にワクワクするね

夏場の日中は、ひんやりインナー+メッシュジャケットですが、早朝なのでKOMINEのインナーを装着。街中はちょっと暑い感じですが、標高があがるとちょうどいい感じ。日が照りだせば外して体温管理しますが、いや〜荷物が増えるなぁ。しゃ〜ない。

高速料金をケチって国道56号線。途中西予市宇和町から宇和島市津島町まで無料区間となる高速を利用します。

愛南町は、2004年に南宇和郡4町1村(御荘町・一本松町・城辺町・西海町・内海村)が合併してできた町です。まだ行ったことのない西海町にはぜひ行きたいと思いつつ、時間がいっぱいあるのでぶらぶらしながら国道56号線を南進。にしてもじりじりと暑い。

内海→御荘→城辺→一本松と進み、高知県境の付近で篠山(ささやま)の案内。「南予遺産」に指定されていますが、指定される前から愛媛では有名な山です。高知県境に沿う県道332号線を北進し一路、篠山へ。

標高1,065mなら涼しい道かもと期待

川沿いの道で、しかも標高がある山ですから進むごとに涼しさが増します。やはり夏のツーリングは山を目指した方が気分的も体にも楽だね。

こんな道を上がって行きました

「白滝」の前まで来ると篠山トンネルがありますが、こっちには進まず右折して第1・第2駐車場の方へ進みます。

「白滝」のそばの篠山トンネル(1,202m)は電灯なしなのかな?
ソロツーなのにミラーを見るとタンデムシートには…なんちゃって

第1駐車場から見た篠山(左の奥のピーク)

ちょうど下山してきたご夫婦がいらっしゃったのでお聞きした所、頂上まで1時間ぐらいとのこと。きょ、今日は、遠慮しておきます…。この後、どこに行こうか迷っているとご主人さんが「ツーリングならいい道があるよ」と。

以前はバイクに乗っていたというご主人さん。「車で走った時に、バイクだったら気持ちいいだろうなぁと思った道があってね、眺めもいいしワインディングがきっと楽しいはず」とのこと。

ツーリングマップルを見ると「広見篠山大規模林道」と表記される道(ツーリングマップルR2015中国・四国 P83・E7)のようですが、とくにコメントは書かれていません。なんだか嬉しくなってお礼を言い、おすすめの道を進むことにしました。

篠山トンネルのあった「白滝」の前まで戻り、トンネルとは逆方向の、ここまで上がってきた道からさらに山の上にあがる道のようです。サイクリングコースにもなっていて、看板には「緑資源幹線林道 広見・篠山線」とあります。よっしゃ〜〜〜〜。

前回うまく撮れなかった、走っている風景が撮りたい!首からカメラをぶら下げて、ISO感やら絞り、シャッターを速度を変えつつ、リモコンでインターバル撮影してみました。運転しながらなので、露出やピントはカメラ任せ。止まった時のお楽しみということでスタート!。

おりゃ〜〜〜〜〜!(まだシャッター速度が速いかな)

いっけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!(もうちょっと風景を流したいな)

偶然の産物という要素が大きいので、む、難しい…。

ここまで来たら「城辺町」方面へ

こんなところに風車があったとは

ここで三叉路になっているのですが、道なりに進むと「城辺町」。でもそちらには進まず、風車の方へ右折し引き続き林道へ。「大型 対向車あり」というような看板が頻繁に設置されているので、平日は気をつけた方がいいかもね。

途中、2ヶ所ぐらい周囲を展望できる駐車場がありました

上の写真と同じ場所から。宇和海も望めますが、霞んでいて残念

標高もあり風が吹いているので、午後1時ぐらいでしたが日陰にいたり太陽に雲がかかれば心地よいです。いったいどこに降りるんだろうとずんずん進むと…。

左には「ゆらり内海」や「須ノ川公園」

見覚えのある風景が目に飛び込んできました。ここのそばのキャンプ場「グリーンパークすのかわ」でキャンプしたことがあります。海にはサンゴもあって綺麗でしたよ。

奥の家の手前、右側から下りてきました

おおなるほど!この道は由良半島に伸びる県道292号線。松山方面からは国道56号線の鳥越隧道(宇和島市津島町と愛南町の境にあるトンネル)を抜けてすぐに右折する道です。写真を道なりに左カーブしていけば由良半島。

この日一日を振り返った時、この林道を走ったことが「+α」になった感じです。


旧西海町外泊 石垣の里



ちょっと旧御荘町内で休憩。にしても暑いわ〜。この日一日でポカリスエットを何本飲んだことか。次は旧西海町外泊(そとどまり)へ。ここも「石垣の里」として「南予遺産」に登録されています。漁村の景観がなかなからしいです。

石垣がきれいなんですが、感動を写真にあらわせません…

幕末の頃、隣の中泊(なかどまり)地区の人口が増えたため、次男、三男を中心にした移住計画が提案され、この地区が出来ました。昔の写真を見ると、今は雑木林になっている谷の周囲も一面石垣が組まれ、耕作地となっていました。その努力に思いを馳せると、石垣になんだかあたたかさのようなものを感じずにはいられません。

結構上まであがれるんです

石に描かれたお雛様の所以はなんでしょうね?

あらま、かわいらしい

上の写真の場所は「遠見の窓&縁結びの石雛」と案内されていました。案内には「漁に出たおやじらの帰りと大漁を願った祈りの窓は家族と地域の人々に強い絆を育てた」とありました。この石雛の表情を見ていると、会話が聞こえてくるようです。「酒はないんか?」「はいはい、そこにありますよ」ですかね?

休憩所で涼んでいたら、地元のおじさんとお話できました。「南予遺産」となっている高茂岬(こうもみさき)はここから10kmほどのところにありますが、とにかくおすすめの場所とのこと。地元の人々に愛される風景が魅力的なことに間違いありません。そういう場所を語る方の表情はいつもいきいきしています。

ゼファー乗りの先輩といつか行く予定にもしているのですが、せっかくここまで来て立ち寄らないのもなぁと悩んだり。「夕日が沈む高茂岬はいいよぉ」と自信を持っておすすめされましたが、この時点でまだ午後4時。出発前に調べた日没時刻は松山で午後7時前。行くとしても日没までの約3時間をどう過ごそうか、夕日を見てからだと帰宅が何時になるのか…。


絶景と聞く夕日を目指す 高茂岬



夕日はともかく、ここまで来たのでとりあえず高茂岬を目指すことにしました。先輩、すんません。外泊からはワインディングを楽しみながら進みます。駐車場にはトイレもあるよ。

こんな案内がありました

南東の景色だったかな?

いや〜高い所からの景色なので眺めが良い!上の写真の右(西)の方に岬が伸びています。

こういう所では魚眼の出番かな?これも岬の突端ではありません

西を望めば岬の突端までかなりの距離があるけれど、徒歩で行けるんだろうかと進んでいくと…。

夏なので草ぼうぼう…。分け入る勇気はありません

うむむむ。「南予遺産」というんなら、もうちょっとなんとかしてください。

高茂岬を後にして高茂岬を周回する県道をぐるり。いや〜なんか不完全燃焼。もう帰ろうかと思い、一度は国道を目指しましたが、踵を返す!いや、テールランプを返す!(なんか変)。そうこうしているうちにだんだん日が傾いてきていい感じです。ふたたび外泊集落を通過し、高茂岬へ。

高茂岬、再び

あっら〜、太陽が岬の北側に沈もうとしてる。つまり1回目に撮った写真の海には沈まないってことです。恐るべし夏。どこかいい場所ないかなぁとウロウロ。一番良さそうな展望台は老朽化か何かで「立入禁止」。そうこうしている間に、西の空の雲が結構厚いようで…。

はい残念

なんじゃ〜い。まぁこれも旅の思い出かぁ。

さすがに早く帰りたいので高速を使って返りましたとさ。

疲れましたが充実した一日でした

水分だけでなく糖分補給って大事だと思った一日でした。疲れ具合が全然違います。これからはある程度食べて糖分補給し、無糖コーヒーばっかりというのもやめようと思います。

この日の燃費
1回目…26.6km/L
2回目…23.0km/L(林道や高茂岬の走りが中心だったせいだと思います)

2016年8月12日金曜日

空冷エンジンのフィンの間の水を拭き取るいい方法は?

W650のエンジンの造形に個性を与えている理由の一つが、空冷エンジンゆえのフィンだと思います。しかし洗車しているとフィンの間に入った水を拭き取るのがまぁまぁめんどうです。

近未来都市の横穴住居に潜むスライムの群れ

毛足の長いブラシでフィンの間を洗い、洗剤を綺麗に洗い流した後は、倒れないように注意しながら左右に思いっきり傾けて、フィンの間の水をおおまかに流し落とします。当たり前ですが、倒す側に立って傾けないと大変なことになります…。右足をひどく捻挫して以降、右側に傾けるときは踏ん張りが効かないので要注意です。

おおまかに流し落としざっくり拭いた後で「自然乾燥させようか」と思ったりもしますが、水道水がそのまま乾くと絶対に白い跡が残ってしまします。黒いエンジンなので、やっぱり黒いものは黒くしたい。

フィンの間の水を拭き取るために、薄く削った割り箸をタオルで包んで突っ込みますが、薄く削ると折れやすくなりますし、きちんと削らなければタオルで包むとゴツくなってフィンの奥にまで入って行きません。これがエンジン周りの洗車を億劫にさせる原因です。そんな時に気が付きました。

「さっき食べたアイスの棒がある!」。

先っちょにR+薄いけど幅があって折れにくい+適度な長さ=割り箸より使いやすい

「暑い暑い」と言いながらも、洗車してみるもんです。

この日は使用しませんでしたが、間隔を見てYAMAHAの耐熱ワックスをスプレーしておしまいです。

きれいなWは好きですか?はい好きです。

2016年8月10日水曜日

チェーンはすぐ錆びる

先日、雨の中を走りました。とはいってもそれほど長い時間を走ったわけではなく、雨が上がった後の走行時間と距離の方が断然長かったのであまり気にしていなかったのですが…。

スプロケットに噛み合う部分に錆

いや〜、驚くほど簡単に錆びます。

○メンテナンス時期の目安
メンテナンスの目安は約500km走行ごと、また雨天走行後はチェーンルーブが流失しますので、走行後は必ずメンテナンスを行いましょう。
また、紫外線や雨・道路の埃、時期により凍結防止剤などの付着はチェーンの寿命を短くしますので、定期的に洗浄、注油を行いましょう。

給油方法
500㎞走行後または雨天・悪路走行後には、EKチェーンオイルを、プレート間およびブシュ・ローラ間に浸透するよう十分に給油して下さい。

と書いています。実際、錆びているから注油はしないといけないよね。「500km走行」ごとといえば、僕の場合、だいたいソロツーリング2回分の走行距離かな。となると結構な頻度です。バイクって、洗車には時間がかかるし丁寧に乗ろうと思えば本当に手がかかる乗り物だと思います。が、それもまた楽しみのうちです。

チェーンクリーナーは使わず、ウェスで砂と油でできた団子を落とし、KUREのスーパーチェーンルブをスプレーしておきました。滑らかになった「気」がします。若干片伸びしてるので、そろそろ交換してもいいかもね。

2016年8月9日火曜日

高速を使ったロングツーリングでおしりが筋肉痛

きっと、ノーマルシートです

先日のツーリングでは高速と自動車専用道路を多用しました。走行中、おしりが痛くて痛くて、翌日は筋肉痛…。高速道路では同じ姿勢で座り続けるというのが原因なのでしょうね。

ふだんのソロツーリングでは下道メインですし、カメラ片手に徒歩でウロウロすることもしょっちゅうですから、筋肉痛にならなかったのかもしれません。

ゲルザブを使えば体圧を分散して、おしりの痛みから解放されるとかなんとか。でも結構なお値段。たまにしか高速を利用しないので、まぁいいや。痔主になったら考えないといけないかもしれませんが。

ちなみに、先日のツーリングで2回目の給油の時の燃費が21.7km/Lだったので、何か問題でも起きたのかと思ったのですが、今日、給油してきたら27.1km/Lでした。高速:下道=2:1ぐらいです。う〜ん、計算間違いだったのか、ただ単に運転が下手なだけなのか…。それは否定しませんけども。

2016年8月7日日曜日

ツーリング 雨宿りも楽し 奥出雲

ゼファー乗りの先輩とふたたび島根県へ。今回は奥出雲。


DABUROKU TOURING No.14発刊



奥出雲からの帰路、大雨洪水警報の出た庄原市の山中で雨宿り


春、夏、秋はゼファー乗りの先輩と日程が合えば月1ぐらいのペースでロングツーリング。今回は島根県の奥出雲。おおよそ以下のコースを走ってきました。

移動は高速と自動車専用道路メイン

高速と自動車専用道路メインのツーリング。ソロツーリングでは、ほぼほぼ選択しないであろうコースですが、インカムで会話しながらなので退屈せずに走れます。

ちなみに写真は全部スマホです。いつものOM-Dを持って出発しましたが、暑さもあってめんどくさくなってしまいました。

しまなみ海道へ。動画の準備をしていないため、橋の写真も何もありません。あらま。橋の通行料は安くはないのでしょっちゅう渡るわけにもいかず、だったらなおさら、動画にでも撮っておけばよかったと後で後悔したりして。

本州に渡ってからは、薄い雲と標高のおかげでうだるような暑さはありません。それでもトンネルが心地よい。あちこち寄り道しながら、JR西日本の木次線(島根県松江市の宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅を結ぶ)の亀嵩(かめだか)駅へ。


亀嵩駅の手打ちそば・扇屋 島根県仁多郡奥出雲町



「砂の器」で有名な「亀嵩駅」です

松本清張の「砂の器」で有名な「亀嵩駅」。駅舎では手打ちそばを食べることができます。なぜここに来たかというと、映画「砂の器」にえらく感動した先輩はDVDまで持っていて、行ってみたかったということなんです。僕も観たことがありますが、いろいろ考えさせられる映画です。

島根県なので「割子そば」。通常3段ですが4段にしてもらいました

おそばを冷たく食べるときは「ざるそば」が普通なんだと思いますが、島根県は「割子そば」。早食いの僕はざるそばだとすぐになくなってしまうので、すっごく損した気分になります。割子そばだとそんなにすぐになくならない気がします。レトロな駅舎内のお店だけに雰囲気が良く、それも味のうちという気がします。おそばもつゆも、もちろんおいしいです(食レポ下手w)。おみやげにも買いましたよ。

注文前にJAFの会員証を提示すると1段サービス!ということを帰宅後に知りました。残念…。

亀嵩駅の駅舎内

亀嵩駅から下り方面を望む(北西)

汽車で旅行するのもいいなぁ。お金のなかった学生時代、青春18切符の各駅停車で長距離を丸一日かけて帰省したことがあります。深夜のバイトを終えて帰宅して、ほとんど寝ないで始発ぐらいの汽車に乗ったのですが、睡魔に襲われうとうと…。目が覚めたら上ってたはずの汽車が下り方面に!なんていうことがあったっけ。

そろそろ奥出雲おろちループを目指そうかということに。ところが向かう方向の空が非常に怪しい。出発前に確認した天気予報では午後3時前後に中国山地に雨予報。レインウェアはサイドバッグに入れてきましたが、避けられるものなら避けたいなぁ。


奥出雲おろちループ近辺 島根県仁多郡奥出雲町



しまね観光ナビ」によると「奥出雲おろちループ」は以下のように説明されています。

国道314号 坂根・三井野原間(区間4km、標高差167m)を11の橋と3つのトンネルで、二重ループ方式で結ぶ道路。昭和57年(1982)に着工され、平成4年(1992)4月に開通した。総事業費は140億円。ループ方式の道路としては、日本一の規模を誇っている。ループ全体が二重にどくろを巻くヤマタノオロチをイメージして建設されており、名前の由来になっている。
 途中3か所の展望台には、オロチをモチーフにしたモニュメントやオブジェも設置され、神話の国出雲への入り口としてふさわしいもとになっている。また、「人と車の調和のとれた道づくり」をテーマにした、第5回人間道路会議賞の最優秀賞(大賞)も受賞している。
 ゾーン内には道の駅やレストラン、遊歩道、展望台、ロッジ等も整備されている。

バイクなら亀嵩駅から奥出雲おろちループまではビュイ〜んです。空模様がだんだん怪しくなってきます。はやる気持ちをおさえつつ、途中にあった「JR出雲坂根駅」。あまりに急な坂を上るためにスイッチバックする駅で有名らしいです。スイッチバック…えっと、斜面にジグザクに敷かれたレールを列車が進行方向を変えながら登っていく方式です…。間違ってたらごめんなさい。

スイッチバックする場所はどこだろう?

無人駅ですが、整備された駐車場には県外ナンバーの車も。地元の方がお店を出していますし、すぐそばでは「延命水」と呼ばれる湧き水を汲むこともできたりして、観光客も多いようです。

そしていよいよ奥出雲おろちループへ!出雲坂根駅から一部が見えるのですが、びっくりするような見上げる高さにあります。「おお!あそこへ!」

ループが2重だ!目が回るのか!横Gがスゴイのか!ワクワク!(写真がないので文字でドキドキ感を説明…)

はい、極めて安全に登りました。横Gとか目が回ったら危ないもんね。雰囲気としては愛媛県の国道33号線から四国カルストへ向かう国道440号線(柳谷大橋)の雰囲気かな?

上がった所にある「道の駅 奥出雲おろちループ」で一休み。亀嵩駅で食事後、休んでばっかりです。まぁ、のんびり行くのもいいもんです。

そしたらタイミングよくトロッコ列車「奥出雲おろち号」がやってきました

トロッコ列車はここでしばし停止。「左手に見えますのが、奥出雲おろちループでございます」という観光案内をしていたのかな。谷に汽笛を響かせた後、ふたたびゆっくりと動き始めました。


夏のツーリングはレインウェアを忘れずに



そうこうしている間に雨が降り始めました。ここで先輩がレインウェアを持ってきていないことが判明…。

先輩:朝、あれだけ晴れてたら雨は降らんと思うやろう〜
僕:愛媛でも朝の天気予報では午後は雨マークが出てましたよ
先輩:昨日は出てなかったのにな〜

天気予報はそういうもんですw

時間つぶしにお土産を探して道の駅でぶらぶら。で、雨が上がってきたので出発!したのも束の間、ふたたび雨が降り始め、雨脚もどんどん強くなってきました。一気にびしょびしょ。雨宿りする所がないか探しながら進みますが、ここは山の中の国道。コンビニがあるはずもなく…。

JR木次線の線路の下で雨宿り(広島県庄原市の山中)

雷、雨煙。庄原市に大雨洪水警報発令中でした

気象庁HPの「高解像度降水ナウキャスト」で確認すると、庄原市内は大丈夫のようですが中国山地では局地的な雨。しばらく移動できそうにありません。まぁこれも旅の思い出です。30分ぐらいここで雨宿りして、ふたたび移動。そしてふたたび雨。ふたたび雨宿り。

逃げ込んだ極秘施設の壁には謎の数字

なんちゃって。ただのトンネルです。もちろんバイクは車道には停めてません^^;

そんなこんなで雨が上がるのを待ち庄原市内へ。びっくりするほど庄原市内は非常に良いお天気。濡れたジャケットが風にあたってヒンヤリしつつ、太陽に照らされて心地よく感じられます。先輩は寒いらしくお疲れみたい。まだ、僕は若いようです。いぇ〜い。

夏の、しかも山の天気は変わりやすいので、レインウェアなど雨対策は忘れずに。いや、夏でなくても無いに越したことはないよね。時間帯や季節によっては命取りです。

お土産は、食べ物ばっかり

この日の燃費
出発前の給油…26.0km/L
1回目の給油…28.0km/L
2回目の給油…21.7km/L(この数字はなんでだろ?)

2016年8月3日水曜日

キャンプ道具貯金のその後2

2015年の6月末から始めたキャンプ道具貯金の、その後です。

♪そ〜っとのぞいてみてごらん

いっぱいになるまで待てません。でも開けるわけにもいきません。

1g単位で量ることが出来る台所用のはかりで計測できる上限は1kg。ことしの4月27日時点で1kg超えていたため体重計で計測したところ約1.1kg。100g単位でしか量れないのですが、「いくらかでも貯まった」という実感は得られます。

本日の計測では1.3kg!紙を突っ込んでみたら半分ぐらいは貯まったみたいです。おお!
100円硬貨は4.8g、500円硬貨は7.0g。全部100円硬貨でも27,000円ぐらいにはなる計算で、100円:500円=15:1の割合だとしたら30,000円ぐらいにはなるんだろうか?いや〜、そんなに500円玉を入れている気がしないです。それにしても、この倍の金額が溜まるとしたら6万円ぐらいにはなるってことかな?

  • モンベルのムーンライトテント1型 ¥21,990
  • トランギアのストームクッカーS ¥10,476
  • コンパクトなシュラフ(真冬は使わないだろうけれども…)
  • シートバッグ(容量を決めかねる…)

※金額は8/3時点でのAmazon

これぐらいはなんとか買えそうです。500円玉をもうちょっと意識的に投入しようかな。

ブログを書いて気づいたのですが、この貯金を初めて1年以上が経過していたんですね。人生、急いでも仕方ないのでゆっくり焦らず貯金したいと思います。