2016年10月11日火曜日

ツーリング 潮風に身をゆだねる海辺

連休最終日、うっかり寝坊したので遠くへは行かず、松山市北条(旧北条市)の海辺へと出かけました。


DABUROKU TOURING No.16発刊



立岩川の河口から。夕日がきれいでしたよ


今日は走らないツーリング 松山市北条



朝、目が覚めたら9時を過ぎてました。あらら。昼の3時ぐらいには家にいないといけない用事があったので遠くには行けません。しょうがないので高縄山(標高986m)にでも行ってみようと10時過ぎに出発。

到着したら風が強く、着込んでいなかったこともありちょっと肌寒い。大川嶺(1,513m)だったらすぐ下りていたかも。この後、どこ行こうかなぁと悩んだ末に、「今日は走らないツーリング!」ということにして、北条の海を見に行くことにしました。これがこの日を振り返った時に結局良い選択となりました。

天気が良いので海と空がとてもきれいです。ひとまず以前はよく釣りに行っていた大浦港へ。チヌ竿の先端が折れてからは新しい竿を買う気になれず、以来釣りから遠ざかっています。新しい趣味ができたのでまぁいいかw。

鹿島の夫婦岩は有名ですが、こっちは二つ岩
もっと早い時間に来れば手前が日向になったみたい

来た時には釣り人が一人だけ。上の写真の手前にバイクを駐められるので、バイクと海をどうやって写そうかいろいろ考えていたのですが、そのうちお弁当を食べにやってくる家族が増え始めたので、だんだん恥ずかしくなり、「風景を撮り来たんですよ〜」てなオーラを出しながら二つ岩を撮り始めるあたりがチキン…。

「次はどこに行こうかな〜」と鹿島(名前の通り鹿の住む小さな島。詳しくは「ちゅうよ観光ナビ」をどうぞ)の方を目指しつつ、あ、「なんかこっちに行けば海のそばまで行けるっぽい」ということで、立岩川の河口へ。

立岩川の河口から見た高縄山

はてさてあなたたちはウミネコなんだかカモメなんだか

う〜ん、もうちょっと寄りたいけど、これが限界。すんごい望遠レンズは高すぎてどうあがいても手が出ません。鳥を撮っていたら、バードウォッチング+散歩を楽しんでいらっしゃる地元のおじさんとお話することができ、北条情報をいろいろ教えていただきました。で、「今日は晴れているからあっちに安芸灘大橋が見えるよ」と。

広島県呉市の本州側と下蒲刈島(とびしま海道)を結ぶ安芸灘大橋

「あ!ホントだ」。言われないとなかなか気が付かないです。以前、「とびしま海道」をツーリングしましたが、安芸灘大橋は渡りませんでした。今度は渡ってみようかな。

おじさんとは随分長い間しゃべりました(と、おじさんをおじさん呼ばわりしている僕も、若い子から見ればおじさんなんですけどね…)。で、お別れしたのは4時をまわっていたでしょうか。

3時には帰宅しないといけない用事があったのですが、電話があってから帰宅してもそんなに遠い所にいないし、「だいたい今日は連休やんか」とだんだんどうでも良くなってきて、「夕日でも待つかぁ」ということにしました。


猫のように気ままに、鳶のように大空を



日没まではまだ時間があります。はてさてどうしたものか。「今日は走らないツーリング」と決めたので日没までぶらぶらする気にもなれず、ここで時間を潰すことにしました。

「しかし暇だなぁ。何か写すものないかなぁ…。あ、いた!」

ピ〜ヨロロロ

鳶の優雅な飛び方にはついつい見とれてしまいます。ちっとも羽ばたかないのに上昇気流に乗ってず〜っと飛んでいられるのが本当にすごいなぁと思います。窮屈な毎日を送っているせいか、大空をふんわり飛ぶ鳶が羨ましいです。

「ほかにはないかな〜。あ、いた!」

にゃ〜

にゃ〜にゃ〜

こどもの頃は猫を飼っていましたが、寒い時には布団に潜り込んでくるし餌がほしい時は甘えてくるのに、こっちが遊びたい時でも猫にその気がなければちっとも相手にしてくれません。ああいう気ままな生き方に憧れるのは、恐らく僕が断れない性格だからでしょうね。

近寄ると逃げられてしまいました。岩合光昭さんをただただ尊敬します。

そうこうしているうちにだんだん日没が迫ってきました。


夕日を待ち続けてみましたよ



やっぱり朝日や夕日の時間帯は色が綺麗です。

だんだん表情のある雲が出てきたよ

待った甲斐がありました。忽那諸島で一番大きな中島の向こう側に夕日が沈む


海のそばに住んでいる方は、こういう変化をしょっちゅう見れるんだろうか。だとしたらかなり羨ましいです。いい景色を求めてガッツリ走るツーリングも楽しいですが、近い所で「おお!」と自分だけが発見したと勘違いするようなツーリングも楽しいなと思いました。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、だんだん寒くなってきましたね。
    秋空や夕日の写真とてもきれいですね。二つ岩の日向と日陰の海の色がこんなに違うのか~と改めて思いました。

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    1. こうたさん、コメントありがとうございます^^
      太陽の位置と色、雲のかたちと色も刻一刻と変わるのでとても難しく、ずっとあたふたしていました。
      二つ岩の写真は、ホワイトバランスを調整して全体的に青みを足しているのですが、もしかしたらやり過ぎたのかもしれません^^;こ
      うたさんに言われて、海の色の違いになるほどと思いました。そういう違いや変化を見つけながら撮ってみようかな。引き続きがんばってみます^^

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