まだ通行止めになっていなかったので行ってみた
DABUROKU TOURING №30発刊
とても天気の良い日曜日。朝の用事を片付けて、ようやくW650。うん?ちゃんと走るのは久しぶりかもと思いながら走りだすと久万高原町方面へ。するとなんとな〜く大川嶺に引き寄せられます。
大川嶺に向かう県道328号線は冬季通行止めになるものの、この日は「凍結・積雪 チェーン必要」との表示のみで通行止めではありません。もしかしたら僕が今年、大川嶺にバイクで登れるのは最後かもしれません。だったら…。
「行ける所まで行ってみよう」
途中、湿った落ち葉や水がしみ出している場所、日陰の水たまりが凍っている場所が。ふいに対向車が現れて、風に寄せ集められた落ち葉いっぱいの路肩に寄せたら下が凍っていて前輪横滑りとか恐怖と思いながらぐんぐん登る。どうも怖がりです。で、到着!ひゃっほ〜!
12月とは思えない暖かさ
着込んでいるせいもあると思いますが、ちょっと歩いただけで汗をかくぐらいの暖かさ。11月の下旬に大川嶺より500メートルも低い高縄山に行った時は冬型が強まり、雪がちらついていました。山の天気は侮れないし、表情が厳しかったり優しかったり、随分と変わるものだなぁと実感します。
彼方に雲が見える程度で頭上は青空一色。その中を過ぎていく飛行機の機体の白がとても映えて見えます。でもね、ちょっとぐらい雲がある方が空に表情が生まれて楽しいんです。
中央が西日本最高峰の石鎚山。その右側は赤石山系かなぁ?
明神山(中津山)の方向(美川嶺より)
空気が澄んでいるとも言いにくいのですが、けっこう遠くまで見えているみたい。
雲の上に見えるのは宇和海の向こうの九州かな(大川嶺より)
そろそろ笠取山に行くべし
笠取山駐車場から笠取山の山頂までは徒歩ですぐ。それでも汗かく〜。
天狗高原の方向(笠取山より)
中央は鳥形山鉱山(笠取山より)。太平洋まで見えているのかな?
鳥形山の向こう側、谷をひとつはさみ高知県津野町の風力発電機が回っているのが見えました。すげーな。こどものころから遠くはよく見えるのですが、だんだん近くが見えにくくなってくるお年頃です。ああ…。計ったら21センチが限界!
ラーツーぐらいすればよかった
出発前、ツーリング先でインスタントラーメンぐらい作ろうかと思ったのですが、出発が遅かったので準備するのが億劫になって…。
コンビニでパンを買いました
12月の大川嶺でこんなにのんびり過ごせるなら、ラーメンぐらい作れる準備をしてくればよかったと後悔。
雪景色が見てみたい
大川嶺の景色は春、夏、秋しか知りません。冬にバイクでは登れないにしても雪景色がどんなだろうと想像し始めたら見てみたくなったりして。とはいえ美川スキー場からでも8kmの登りです。う〜ん。
辺り一面雪景色ならどんなだろうと想像したりして
ミツバツツジの群落が斜面の北側に広がっています。どうして南側ではなくて、わざわざ北側なんだろう?こういうたくましい自然の姿を見ると、自分は人間としてまだまだ生ぬるいなぁと反省。
西の空には雲がかかっていません。このまま夕日を待てば、綺麗なグラデーションが見れそうです。到着したのは正午頃。3時過ぎまでブラブラしている間、夕日を待とうかどうしようかずっと迷っていました。でも、凍結が気になる。気になる〜!で、帰る決断。ああ…。実際、日陰の県道を下り始めたらけっこう寒い。途中、凍結していた日陰の水たまりはちっとも融けていませんでした。
でもまだ明るいし、真っ直ぐ帰るのつまらない。市内まで下りてきたら、ひゃ〜、夕日に染まる街が綺麗だなぁ。もったいなかったかなぁと思いながらフラフラフラ〜っと引き寄せられた先で…。
アイゼン!
大川嶺に行くかどうかは分かりませんが、ちょっと使いたい場所があるんですよね。
年内、あと何回ツーリングできるかな?ツーリング以外にも、今年はいろんな楽しみを見つけました。ただ、僕ばっかり楽しむと妻に怒られそうなので、買い物の荷物持ちや家事も、もうちょっと積極的にやったり、どこかに連れ出そうと思います。
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