キャンプ

2017年12月17日日曜日

横山城跡目指して長めのトレーニング

天気の良い日曜日。でも天気予報では気温があまり上がらない上に風が強いと言っていたので、ツーリングはやめて山登りトレーニングへ出発。豪族河野氏の山城・横山城跡をめざすことにしました。

Google Mapで2時間ぐらい登り続ける道を探してスタート。そしたら、草ぼうぼうの道を案内されたり竹が倒れていたり。いや〜。のこぎり一本持って行った方がいいなぁ。あと、農道が全面通行止めだったりして迂回したり…。猪の足跡が恐怖。

とはいえ、意外と気持ちよく歩き続けられるのでびっくりです。やっぱり続けるって大事だなぁ。

途中で適当に尾根伝いに歩いたら…ここどこ?

こんなところに到着

石鎚信仰、すごいなぁ。

遥拝所です

で、本来の道に戻って横山城跡へ。以前、一度行ったことがあるのですが、もう、どんな道だったかさっぱり記憶に残っていません。

高輪山もそうだけど、高い所には河野氏の史跡があるんだね

ここ、滑落したらどうなるんだろう?なんて思いながら歩く。ちょっとしたトレッキングでもファーストエイドとかそういうのを持って行った方がいいなと痛感。で、横山城跡に到着。太鼓岩の上に上がってみると…。

ここから海上を監視していたのかな?

心配していた風がそんなに強くない。これならツーリングに行けばよかったとも思ったり。でも、今日はどうしても2時間登り続けたかったんですよね。

パノラマにしてみましたが…木が視界を遮る

ここで小早川隆景の軍勢とどんな戦をしたんだろう?

喉が渇いたw

トレーニングなので1.5リットルのペットボトル5本。上りはザックを背中に乗せる感じなのでそれほど重さを感じないのですが、下りとなる帰路はやたら肩にズシリと来ます。

上りとは違う舗装された県道で帰路につくのですが、途中でガマンの限界!1本だけ本当のコーラ、残りは水。コーラは残して沿道の草に水やりしました。とほほ…。そしたら軽いのなんのびっくりだわw

下り方って難しいなぁ。下半身は意識して鍛えていますが、肩と背筋が結構疲れました。ザックの重みに耐えられる上半身をつくろうと思います。

2017年12月15日金曜日

登山ボディをつくりたい

「登山ボディのつくり方」山と渓谷社

ブログにはその都度書いてはいませんが、ザックを背負って地味に歩いています。と言っても、平日の限られた時間のなかでは、なかなか充分なことができないのが残念。天気の良い週末はツーリングしたいしw

ジョギング…。ずっと前にやり始めた所で足首をぐねってギプスしたことがあるので、パ、パス。実際、違和感がなくならないんですよね。

普段、運動していなかっただけに伸びしろが結構あるようで、ふくらはぎが太くなってきました。体重は減っていませんが体脂肪率と内臓脂肪は減少傾向にあります。ひゃっほ〜。

Eテレ「知恵泉」を時々見ます。新渡戸稲造の回で、確か、平凡も毎日続ければ非凡になる、みたいな新渡戸の実践が紹介されていました。毎日は歩けないし、非凡を目指しているわけでもありません。平凡であるか非凡であるかを決めるのは自分ではないにしても、平凡を続けた先に見える世界にはとても興味があります。

ザックをもうちょと重くしようかな。

2017年12月12日火曜日

クッカーとマグとアルコールバーナーのスタッキング

スタッキングマニアではありませんが…。

君たちを一つにまとめたい

左上から右下まで…

  • スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット(左がL、右がS)
  • キャプテンスタッグ マグカップ
  • トランギア アルコールバーナー(フタに取っ手がついていますが、これは僕が取り付けたもので、本来の製品にはついていません)
  • ダイソー カトラリー
  • どこぞで買った安いツールナイフ
  • たわし

ちなみに、ダイソーで買ったカトラリーは、使っているうちに止め具がすぐ緩んで、食事中にポキっと折りたたまれてしまいます。止め具を曲げてキツ目にしてもダメ。非常に使いにくいです。

これをスタッキングすると…。


キャプテンスタッグのマグカップは当然ながら無理

マグカップをスタッキングできたらいいのにな。なんかいい方法ないんかな?


EPIgas シングルチタンマグ(カバーセット)



そこで、いろいろ調べてEPIgas シングルチタンマグ(カバーセット)を購入。

マグとカバーがセット。メッシュケースつき

カバーがあると、

  1. カバーをして沸騰時間を短縮。ガスに比べて火力の弱いアルコールバーナーにとってはうれしい
  2. 冷めにくい
  3. 焚き火にかけても灰が入らない

取っ手が折りたためるシェラカップにしようか迷いましたが、なんといっても「カバー」がものすごく魅力的です。チタンはちょっと高く、加工が難しといった点もあるそうですが、ネットでチラッと調べたら…

  • 優れた生体親和性
  • 錆びない
  • 軽くて丈夫
  • 変な味がしない etc.


EPIgas シングルチタンマグ(カバーセット)については以下を。

  • サイズ
    本 体…H90×Φ79mm 330ml
    カバー…Φ86mm(内径Φ80mm)
  • 重 量 本体/56g カバー/14g
  • 材 質 チタニウム(取手含む)
  • 付属品 メッシュケース

目的は、トランギアのアルコールバーナーをマグにスタッキングすることです。トランギアのアルコールバーナーについては以下を。

  • 使用燃料 エチルアルコール、メチルアルコール
  • 重量 110g 
  • 収納サイズ φ7.5×H4.5cm

ちょっと余裕もあって入った!

サイズ的にはスタッキングできると思って買いましたが、試してみるまでドキドキ。

アルコールバーナー<マグに付属のメッシュケース<マグ という順番でもスタッキング可能。アルコールバーナーをメッシュケースに入れた方が、マグから取り出しやすいしマグが傷みにくいよね。

後はカトラリーやたわし、ツールナイフが入れば言うことなしです。

ここまでは順調

クッカーSのフタがきちんと閉まりました

わ〜い、わ〜いw

ラーツーぐらいなら、クッカーLなしで良いと思います。ちなみに、日清のチキンラーメンはすっぽりクッカーSに入ります。で、食後にコーヒーをドリップして飲む。うへ、楽しそう!

2017年12月10日日曜日

ソロツーリングをしていて思うこと

ソロツーリングに何を求めますか?

誰かと走るツーリングの目的を「楽しさの共有」とするなら、ソロツーリングの目的って何だろう?

普段の生活の中では考えることがたくさんあります。

それが産みの苦しみなら考え甲斐もありますが、ややもすると堂々巡りだったりします。

いや、その堂々巡りも、いつの日か産みの苦しみの向こう側に辿り着くための準備期間かもしれません。

だからかどうか、バイクに乗る時ぐらいは、気の向くまま、風の向くまま、陽の光の向くまま。

考えることから解放されると、自ずと五感が働き、「感じる」方へと向かいます。

ウェアやヘルメットをすり抜けていく風や光のコントラストを感じたり。

ツーリング先で、自然や生き物のたくましさ、人の営み、歴史を感じたり。

道を訪ねることで、人のあたたかさを感じたり。

僕の場合、ソロツーリングのメインは「感じる」ことにあるような気がします。

今日は天気がいまいちな日曜日なので残念です。

2017年12月8日金曜日

クッカー調理 お米を研がずに作るチキンピラフ

どうも、キャンプ飯の研究です



いえ、腹が減っただけです。

バターの香りがい〜ね

晩ごはんづくりにNHKのサイト「みんなのきょうの料理」を時々参考にします。その中で、脇雅世さんのレシピにお米を研がずに作るチキンピラフのレシピがありました。

「お米を研ぐ手間がはぶけるならキャンプで便利だなぁ」

ということでチャレンジ。


材料



本当に研がなくていいんかな?と疑心暗鬼

脇さんのレシピを参考にお米1合で作ります

  • 鶏肉…70グラム(冷蔵庫にあったのがこの大きさだったというだけです)
  • 玉ねぎ…1/8コ
  • 米…1合(一人で食べるにはけっこうな量ですが)
  • 水…1カップ=200cc
  • コンソメの素…味の素のコンソメなら1コを2/3に(1コを300ccの水でスープにするようになっているので)
  • バター…キャンプに持って行くならチューブタイプが便利
  • コショウ

キャンプなら鶏肉は普通に買うだろうし、玉ねぎ1コぐらいは家から持参するだろうし。


調理



いろいろ考えましたが、クッカーは2つあった方が便利だし、美味しく仕上げるためにも必須です。最初に、ピラフを作るクッカーとは別のクッカーでコンソメスープを作ります。できたらスープが冷めないよう、タオルなどに包んでおきます。夏ならシェラカップでもいいかもね。

沸騰させなくてもコンソメの素がとけ、あたたまればOK

今度はピラフを作るクッカーの出番。バターを適当に引き、みじん切りにした玉ねぎと1.5センチ角程度に切った鶏肉を入れ、塩コショウし、鶏肉の表面が白くなる程度に炒めます。

鍋の底に見える褐色=メイラード反応を適度に起こすと美味しくなるよ

鶏肉と玉ネギに火が通ったら、お米を研がずに投入し、油と熱が行き渡るように炒めます。脇さんいわく、研いだお米を投入すると、お米が割れたり、仕上がりがべちゃっとするそうです。

本当に糠臭くならないんだろうか?まだ疑心暗鬼

「へ〜糠臭くないなぁ」

お米を炒めたら、先ほど作ったコンソメスープを投入。あたたかいコンソメスープを投入することで、お米の炊きあがりにかかる時間が短縮でき、余分な粘りが出ないそうです。

う、うまそうじゃないか

スープ投入後、蓋をして弱火で炊き上げます。

鹿番長のコップを重しにして弱火に

脇先生のレシピには「弱火」とあります。火力調整用フタをとりあえず3/4ぐらい閉めてみましたが弱すぎかなぁと思い、途中で2/3閉めて待ちました。

火力が弱いので白米を炊くときのような吹きこぼれはありません。匂いも最初からずっといい匂いです。しょうがないので一瞬だけ中を確認すること数回。フタの内側についた蒸気が冷えてぽたりとクッカーの外に雫を落とすのですが、これがなくなってきた頃がタイミングかなぁと見てバーナーから降ろしました。時計で測っていないので、何分とは言い難いです。

蒸らすこと10分

そしてOPNE!

表面の水分はいい感じです

炊きあがったピラフにバターをお好みの量加えて、底からほぐすようにまぜます。

パセリをちらして完成!

キャンプにパセリを持っていくかどうかはわかりませんが、庭で作ったので許して下さい。芯の残ったお米がまばらにありましたが、アルデンテと言えばかっこいいかも。糠臭さはゼロ。卵かけご飯1合はしんどいですが、ピラフなら食べれるなぁ。ひゃ〜うまかった。お腹いっぱいw

クッカーの底はこんな感じ

焦げ付きナシでできました。

「研がないお米」と一口に言っても、田舎で見かけるコイン精米で、「分づき精米」した場合は、どんな仕上がりになるんだろうね?スーパーで売られてるお米なら大丈夫だと思います。

炊き込みご飯以外にもレパートリーを増やそうと思います。

2017年12月5日火曜日

ツーリング バイクで今年の登り納め?大川嶺

「他に行く所ないんかい」と言われそうですが、好きなもので。

まだ通行止めになっていなかったので行ってみた


DABUROKU TOURING №30発刊



とても天気の良い日曜日。朝の用事を片付けて、ようやくW650。うん?ちゃんと走るのは久しぶりかもと思いながら走りだすと久万高原町方面へ。するとなんとな〜く大川嶺に引き寄せられます。

大川嶺に向かう県道328号線は冬季通行止めになるものの、この日は「凍結・積雪 チェーン必要」との表示のみで通行止めではありません。もしかしたら僕が今年、大川嶺にバイクで登れるのは最後かもしれません。だったら…。

「行ける所まで行ってみよう」

途中、湿った落ち葉や水がしみ出している場所、日陰の水たまりが凍っている場所が。ふいに対向車が現れて、風に寄せ集められた落ち葉いっぱいの路肩に寄せたら下が凍っていて前輪横滑りとか恐怖と思いながらぐんぐん登る。どうも怖がりです。で、到着!ひゃっほ〜!


12月とは思えない暖かさ



着込んでいるせいもあると思いますが、ちょっと歩いただけで汗をかくぐらいの暖かさ。11月の下旬に大川嶺より500メートルも低い高縄山に行った時は冬型が強まり、雪がちらついていました。山の天気は侮れないし、表情が厳しかったり優しかったり、随分と変わるものだなぁと実感します。

彼方に雲が見える程度で頭上は青空一色。その中を過ぎていく飛行機の機体の白がとても映えて見えます。でもね、ちょっとぐらい雲がある方が空に表情が生まれて楽しいんです。

中央が西日本最高峰の石鎚山。その右側は赤石山系かなぁ?

明神山(中津山)の方向(美川嶺より)

空気が澄んでいるとも言いにくいのですが、けっこう遠くまで見えているみたい。

雲の上に見えるのは宇和海の向こうの九州かな(大川嶺より)

そろそろ笠取山に行くべし

笠取山駐車場から笠取山の山頂までは徒歩ですぐ。それでも汗かく〜。

天狗高原の方向(笠取山より)

中央は鳥形山鉱山(笠取山より)。太平洋まで見えているのかな?

鳥形山の向こう側、谷をひとつはさみ高知県津野町の風力発電機が回っているのが見えました。すげーな。こどものころから遠くはよく見えるのですが、だんだん近くが見えにくくなってくるお年頃です。ああ…。計ったら21センチが限界!


ラーツーぐらいすればよかった



出発前、ツーリング先でインスタントラーメンぐらい作ろうかと思ったのですが、出発が遅かったので準備するのが億劫になって…。

コンビニでパンを買いました

12月の大川嶺でこんなにのんびり過ごせるなら、ラーメンぐらい作れる準備をしてくればよかったと後悔。


雪景色が見てみたい



大川嶺の景色は春、夏、秋しか知りません。冬にバイクでは登れないにしても雪景色がどんなだろうと想像し始めたら見てみたくなったりして。とはいえ美川スキー場からでも8kmの登りです。う〜ん。

辺り一面雪景色ならどんなだろうと想像したりして

ミツバツツジの群落が斜面の北側に広がっています。どうして南側ではなくて、わざわざ北側なんだろう?こういうたくましい自然の姿を見ると、自分は人間としてまだまだ生ぬるいなぁと反省。

西の空には雲がかかっていません。このまま夕日を待てば、綺麗なグラデーションが見れそうです。到着したのは正午頃。3時過ぎまでブラブラしている間、夕日を待とうかどうしようかずっと迷っていました。でも、凍結が気になる。気になる〜!で、帰る決断。ああ…。実際、日陰の県道を下り始めたらけっこう寒い。途中、凍結していた日陰の水たまりはちっとも融けていませんでした。

でもまだ明るいし、真っ直ぐ帰るのつまらない。市内まで下りてきたら、ひゃ〜、夕日に染まる街が綺麗だなぁ。もったいなかったかなぁと思いながらフラフラフラ〜っと引き寄せられた先で…。

アイゼン!

大川嶺に行くかどうかは分かりませんが、ちょっと使いたい場所があるんですよね。

年内、あと何回ツーリングできるかな?ツーリング以外にも、今年はいろんな楽しみを見つけました。ただ、僕ばっかり楽しむと妻に怒られそうなので、買い物の荷物持ちや家事も、もうちょっと積極的にやったり、どこかに連れ出そうと思います。

2017年12月3日日曜日

2年間ほぼキックスタートしたらバッテリーは?

2年間キックスタートを続け、バッテリーの劣化具合を検証してみた

車検からW650が帰ってきました。わ〜いw

W650に乗り始めて4年になります。最初の2年間はセルでスタートしていました。2年後の車検ではバッテリーを交換。長持ちさせられないかなぁと、この2年間はほとんどキックでスタート。結果、バッテリー状態は良好とのことで、交換ナシ。わ〜いw一応充電してくれました。

電気関係は全く苦手なので、自分で交換とか充電は…恐怖。バイク屋さんでやってもらうなら交換サイクルが長い方がお財布に優しいね。1年後の法定点検時期ぐらいに交換しようかな。

ちなみに、バイク屋さんでは機械で交換時期を判定するので、整備士さんのさじ加減で交換を決めるわけではありません。

最初の2年間の走行距離は約12,000km、この2年間は約13,000kmでした。いずれの期間もちょっと近所までという風には乗っていません。

キックでエンジンをスタートするからかどうかは分かりませんが、すぐにキックペダルの付け根の黒いダストシールが割れてとれてしまいました。経年劣化かなぁと思い、その後、一度付け直してもらったのですが、これもいつの間にか取れてなくなっていました。ダストシールをつけるだけで結構な作業らしいので、今はダストシールなしで走ってます。

キックスタートの効果があるのかどうか僕にはよくわかりませんが、これからもキックスタートを続けようと思います。

2017年12月2日土曜日

クッカー調理 おでんの素で牛肉と生姜の炊き込みご飯

キャンプ飯の研究…というか、お腹が減ったので。

生姜の香りが食欲をそそる〜♪


キャンプで荷物を減らすために味付けは「おでんの素」



ある日、晩ごはんを作る時、「S&Bおでんの素」の袋の裏を見てみたら「炊き込みご飯」のレシピがwキャンプに調味料の「さしすせそ」を個別に持って行くと荷物になるので、これ使えるかもと。キャンプに行った時のことを想像しながら冷蔵庫にあるシンプルな食材とアルコールバーナーでチャレンジ!

おでんの素はいろんな調味料が程よく配合されているんだね


材料


  • 生姜…ひとかけ
  • 牛小間切れ肉(しか家になかった)…40グラム(まぁ適当です)。キャンプではBBQ用の牛肉を一部使うとかすればいいかな。脂身が多いお肉は、ご飯がべっちゃりしてしまうのでおすすめしません
  • 米…1合。水の量は白米を炊く時と同じ(炊飯器で計ってクッカーに移しかえて水位を覚えれば良いと思います)
  • S&Bおでんの素…1袋20グラム入っています。その1/3量



調理


  1. お米を研ぎ、30分水に浸します。キャンプにザルは持って行かないのでザルには上げません
  2. 生姜は皮をむき、薄くスライスして千切りに
  3. 牛肉はどの程度の食感が欲しいかにもよりますが、適当な大きさに
  4. お米を30分水に浸したら、おでんの素、牛肉、生姜を入れてかき混ぜ、おでんの素を溶かします

ちなみにクッカーは、スノーピーク・アルミクッカーセットのSサイズを使用。

すでに生姜の香りがい〜ね


火から下ろすタイミングは牛脂のパチパチ音ではかる



室内での調理と異なり、天候や気温が変化するキャンプ。強火何分、火を落として何分というのはあまり意味が無いと思うので、今回もお米との対話で炊きます。

クッカー内の水を一気に沸騰させるため、鹿番長のコップをフタの上に「重し」として

わかりにくいですが、右半分はクッカーからの蒸気です

フタから噴き出している蒸気が気持ち弱まったら、火力調整用フタを半分程度しめて、火力を弱めます。

問題は、ここからどれだけ火にかけ続けるかです。前回作った、塩こんぶとツナの炊き込みごはんの時は、吹き出す塩こんぶの匂いが、「生っぽい」から「濃い」匂いに変化したのでいくらか目安になりましたが、今回は牛肉とおでんの素と生姜のいい匂いがずっとしているので目安になりません。

仕方ないので、途中2回、一瞬だけ蓋を開けて水の減り方を確認しました。それでもクッカーの底の水の量は分かりません。耳をすますとクッカーの底の方で、水が少なくなるにつれ牛肉の脂がパチパチと音を立て始めます。時間とともにこの音が次第に多くなってくるので、底の状態を想像しつつ、運を天にまかせて火から下ろしますw

タオルに包んで蒸らすこと15分

蒸らしの時間15分は時計で測りました。

オープンwひゃ〜うまそう〜

ネギをチラして完成!

キャンプにネギを持っていくかどうかはわかりませんが、家の庭でやってるから、ネギぐらい許してください。

心配したお米の炊きあがりもちょうどよく、味は甘からず、辛からず、薄からずで調度良い。牛肉と「おでんの素」って相性が良いみたい。最初は生姜ではなくごぼうを使おうと思ったのですが、昨日の晩ごはんに使い切っていました。でも、生姜にしたことで結果的には味と香りのアクセントになってバッチリ。

個人的な意見ですが、「おでんの素」はしっかり沸かさないと尖った味になる気がします。炊き込みご飯にした時それを心配していましたが、ちゃんと角がとれた味になっていました。

底はこんな感じ。焦げ付きはナシでした

「おでんの素」って、使えるな〜。一袋あれば、煮物もできるぞ。料理によって砂糖、酒や醤油を足せばいいかな。そんなこんなで、キャンプに行けなくても、キャンプ飯研究を楽しんだお昼時でした。