キャンプ

2016年6月12日日曜日

ツーリング ツーリングは人生に似て山アリ谷アリ

午前中だけのつもりで大川嶺に行ったものの、ついつい…。

DABUROKU TOURING No.10発刊



「後方確認、ヨシ。出発!」(愛媛県道340号線)
というわけにはいかず、この後そそくさとカメラを回収…

大川嶺で終わろうと思ったものの



片付けないといけないこともあるし、でも、日曜日は天気が崩れるみたい。ツーリングに行くなら今日しかない。そんなこんなで午後には帰宅する予定で大川嶺へと出発しました。

大川嶺に到着すると、南側の斜面を越えてくる雲に覆われたり、雲の切れ間から差し込む太陽の光で明るくなったりと、表情が刻一刻と変わります。

3月末に来た時は白く枯れていた草が緑色に燃えていました

こういう所に来ると、広角レンズが欲しくてたまりません。全体的に雲が多いので、なかなかいい感じの写真が撮れないなぁと落胆。で、大川嶺分岐からブナ林が広がる県道328号線を下ることにしました。

ことしは紅葉真っ盛りの頃に必ず来よう

傍には沢があります。写真をとっている最中もカエルが大合唱。これがある時を境にピタリと静まり返るので、「何事!」とビックリ。鳴くきっかけとやめるきっかけはどうやって決まるんでしょうね。

もうちょっと走りたいなぁと思い始めると、ここで帰宅するわけにはいきません。一路、県道328号線を下って国道440号線へ。国道440号線を南に進めば、地芳峠から四国カルストの姫鶴平や天狗高原、西へ進めば大野ヶ原です。でも、大川嶺が雲に覆われていたことを考えれば、姫鶴平に行っても同じことかなぁと(高知県梼原町のホームページにアクセスすれば設置してあるライブカメラで天候を確認することも出来るのですが…)。ツーリングマップルを見ると県道52号線に入れば小田深山渓谷(喜多郡内子町)を経由して久万高原町に戻れるようです。ということで小田深山渓谷へ。


新緑の小田深山渓谷 喜多郡内子町



僕の中で、「渓谷は秋に行くもの」みたいな勝手なイメージがあるのですが、反省。小田深山渓谷に初めて足を踏み入れました。小田深山荘そばの駐車場にバイクを駐めて、渓谷沿いに下る道と上る道があります。とりあえず上ってみることに。遊歩道の終点まで1100mとあったような。

岩の苔むした感じがいいなぁ

1100m…。結構あるわぁ。長袖Tシャツとジャケットでは暑い!おまけに蜘蛛の巣!でも谷を撫でるように吹き抜ける風が実に心地よいです。

渓流釣りを楽しむ方の姿もちらほらありました

遊歩道の終点には大きな淵があります。淵をゆるやかに流れる赤い紅葉の葉をスローシャッターで撮ったらどんな写真になるんだろうと思いつつ、紅葉シーズンにも足を運ぼうと思いました。

帰りは渓谷に沿う県道を引き返しながら、時折、渓谷に下りてパシャリ。

流れに負けず幹を太らせた樹を見ると、人生かくありたいと思ってしまう


ダート!ダート!ダート!



小田深山渓谷を後にして、県道52号線から県道340号線に入り、北進して久万高原町を目指すことにしました。「ツーリングマップル」には「部分的にダート残る」とあります。先日簡単に洗車したのですが、ここに来るまでにそこそこバイクが汚れたので、え〜〜い、行っちゃえ行っちゃえ〜〜〜。

県道52号線と県道340号線の合流点
「ツーリングマップル」の記載通りです

この程度はかわいい方です

「ツーリングマップルR 中国・四国2015」73ページA-4の雨霧山方面への分かれ道があるところまではこんな感じ。そこから先のほうじが峠までのダートは以前、走ったことがあるのですが、でこぼこもひどく、ぬかるみとか水たまりとかで今回もかなり汚れました。表紙の写真はその道です。で、なんやかんやでほうじが峠に到着。

ほうじが峠から「露峰」の案内のある左の道はダート

上の写真で、右の道は県道211号線。左はまだ走ったことがない道。「ツーリングマップル」によると、「R33からほうじが峠まで木立の間を抜ける走りやすいダート10km」とあります。「走りやすい」!。じゃぁ、行ってみよう、ということで出発。

久万高原町は林業の盛んな町です。道の両脇には杉が植林され、間伐や枝打ちなど人の手がちゃんと入っています。そういう意味ではきちんと使われている道です。山の持ち主さんなのか、おじいさんが凸凹を直している光景もありました。とはいえ、いや〜〜「(オフ車なら)走りやすい」ってこと??。

途中、別の林道に分岐する場所がいくつもあります。オフ車なら確認がてら突っ込みたくなるのですが、Wではちょっと踏ん切りがつきません。走っている道が間違っているのかいないのか不安になりながら、とにかく下へ下へ。

道がまあまあよさげな所で小休止。下の方から国道を走る車の音。もう一頑張り

ようやく国道に出られた時はほっとしました。いや〜楽しかった。これで1週間は持ち堪えることができそうです。

【追記】
ツーリング出発前の給油で燃費は24.2km/L。

4 件のコメント:

  1. こんばんは、記念すべき10冊目の発刊おめでとうございます。
    沢の水の流れの写真、臨場感があって綺麗ですね、見ているだけで涼しくなりそうです。
    サブタイトルが「ツーリングは人生に似て」とのことですが、「走っている道が間違っているのかいないのか不安になりながら」とはまさに人生そのものでいつも考えています(笑)
    ただツーリングと違い人生はとにかく上へ上へ登っていきたいですが(笑)

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    1. こうたさん、コメントありがとうございます^^
      そうなんですNo.10です。「DABUROKU TOURING」を始める前はさらっと書いた記事でしたが、始めてからは「ちゃんと書こう」という意識が強く働くようになったと思います。これからもがんばりますw
      下ることがあってもそれは次の登りへの準備だと思って、人生の高みを目指し、上へ上へと登って行きたいものですね(^^)

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  2. 嫌がらせみたいに日曜日は雨ばかりですね。
    ブログを見てツーリングに行った気持ちにさせてもらい、また、次のツーリングの行き先の参考にさせてもらい、ワクワクしてます。
    青空の下、緑の田んぼが続く農道を快走したいです。

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    1. ゆーまさん、コメントありがとうございます^^
      もう、週末の天気が悪いとテンションがだだ下がりです…。「行った気持ち」になっていただけたとのことで、ブログを続ける励みになりま〜すw
      僕も田んぼの中を抜ける道が大好きです。今度は田んぼ巡りをしてみようかなw

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