キャンプ

2016年3月6日日曜日

ツーリングのルート検索は感覚頼み

天気が良い週末は、誰憚ることなくツーリング!

DABUROKU TOURING No.3発刊


No.3発刊!
表紙は、伊予市双海町の道の駅ふたみで、この日最後の写真

はてさてどこに行ったもんだか。前日の夜中までツーリングマップルを見ていましたが、結局目的地が決まらないままW650のエンジン始動。

大好きな大川嶺へ行こうにも、大川嶺へと通じる県道が3月いっぱい閉鎖されているので、とりあえず旧広田村(現砥部町)の道の駅ひろた「峡の館」へ。

花粉症の薬とか準備万端で出発したものの、恐るべし中山間地!杉花粉がものすごくて、フルフェイスのヘルメットを脱いだ途端に、目がかゆいやら鼻水がつ〜って垂れてくるやらで気分が萎える…。

このまま久万高原町の面河渓に行こうかとも思っていたのですが、海の方に行けば少しは花粉がマシになるかと思い、県道を抜けて双海の海岸線を目指しました。

県道42号線→県道223号線→県道221号線→県道222号線と、山の中の道をくしゃみをしながら走るのですが、なんで人間ってくしゃみをする時に目をつむってしまうんでしょうね。あぶないあぶない。

犬寄峠の黄色い丘


双海までもっと簡単に行く道もあるのですが…。国道56号線には犬寄(いぬよせ)トンネルというトンネルが旧双海町と旧中山町の境にあり峠に位置するようです。走っているうちに、犬寄トンネルの上を走る道があることに気づき、だったら眺めが良いかもしれないということで随分蛇行しました。

そしたら、「黄色い丘」の案内があり、見れば菜の花が丘一面に咲いています。

ここは伊予市中山町佐礼谷(されだに)犬寄
双海の海岸線の菜の花は結構有名ですが、こんなところがあったとはw

バイクを停めて丘に上がっていくと、頂上で東屋を作っているおじさんに声を掛けられました。地域おこしのために、耕作放棄地となっていたかずらだらけの丘に手を入れて、菜の花や梅を植えたんだそうです。

本当は丘一面菜の花の写真をとりたかったのですが…花粉症に耐えられず…妥協

3月12日から菜の花まつりを開催するそうで、地元でつくったトマトうどんの販売とか、写真コンテストとか、いろいろ盛りだくさんらしいです。

聞けば、ここの丘の下辺りがJRのトンネルらしく犬寄トンネルもちょっと離れて並行しているので、目的達成ということにしました。

おじさんの話では、標高300メートルぐらいの場所なので、谷の向こうで双海に沈む夕日が見えたり、丘の下には雲海が出ることもあるとかで、なかなかいい場所を発見しました。この日は遠方が霞んでいたのですが、空気が澄んでいたら、もっといい景色になると思いました。今度、妻とタンデムで来たいと思います。

松山からだと国道56号線の犬寄トンネル、その次の短いトンネルを抜けたらすぐに左に左折するよう「黄色い丘」の案内があります。

日本の原風景 内子町石畳


おじさんと「黄色い丘」に別れを告げて国道56号線に降り、中山町内のローソンで休憩。はてさてどうしたもんだか。ツーリングマップルを見れば、一度は行ってみたかった内子町石畳まで県道226号線を走れば、内子町経由より近いことを知り、出発。

日本の原風景みたいなところです。写真を撮ったらいいだろうなというところはたくさんあるのですが、いかんせん、ヘルメットを脱いだら花粉症がひどくて…。今は農閑期だし空気も澄んでいないので、田畑が青々とした農繁期を選んで「石畳」めぐりをするためのロケハンというか、そんな感じで見て回った感じでした。

さすがに何か写真を撮ろうということで水車へ
鼻水とかゆい目と格闘しながら…

肱川あらし展望台からの夕日


石畳を後にして、眺めの良い場所を探しなら県道226号線や県道54号線を走り、日没の時間を待って大洲市長浜町の「肱川あらし展望台」にあがりました。

カップルさんが数組いたので、おじゃまにならないよう遠慮がちに…

で、ここまで走ってW650の写真、いっちょも撮ってないということに気づくのですが、もう暗いし…。道の駅ふたみまで行ったら夜は夜の雰囲気になっていたので、表紙の写真を撮って帰宅しましたとさ。

日没がだんだん遅くなってきたので、日帰りツーリングが楽しめる時間も長くなってきました。行き先を決めずに走るツーリングもなかなか楽しいなぁ、とあらためて思った一日でした。

【追記】
この日のツーリングの燃費は24.2km/Lでした。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、「ルート検索は感覚」たしかにバイクに乗っているときは感覚で行き先を決めたいです。迷ってもそれもまた楽しい思い出になりますね。
    四国R378の夕やけこやけラインやしもなだ駅に行ってみたいです。

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    1. こうたさん、コメントありがとうございます^^
      「感覚」で走って思いがけない景色に出会うと、その景色はずっと前から変わらずそこにあるのに、まるで自分が「発見」でもしたかのような気分になり、それがたまりません^^。
      夕方ともなれば、しもなだ駅はカップルがいっぱいですw

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